鉄道模型コンベンションの当日入場料は1500円だが、前売りだと1200円と300円安くなる。前売り券は、発売の最終日である一昨日に近所のセブンイレブンで買ったもの、受付で入場券代わりの缶バッジと交換する。テーマが電気機関車ということで、会場に入ると新旧の国鉄(JR)の電気機関車のパネルがあった。カシオペア紀行などの臨時列車以外は、貨物列車でのけん引でしか見ないから、最近の若い人にはさほど馴染みがないのかと。
ジオラマでまず目に入ったのは、小田急線沿線をイメージしたジオラマ、新宿駅の踏切付近は周辺の建物を含めて再現されていた。同じサークルで上野駅の地平ホームも再現されていたけど、階段位置と列車の停車位置が完ぺきだった。毎日使うからわかる。台湾のジオラマを見た後、札幌のジオラマへ。セイコマは先日発売された商品でなく、Tomixのビルにシールを貼ったものだった。それだけでも札幌の街という感じがする。
次にプラレールを見たり、ブロックによる西武を見たり。ブロックは博物館が印象的だった。そのあと見たのが、鉄道車両や建物をすべて紙で作ったという『紙鐵九粍會』サークル、塗料のせいかもしれなけど、紙という感じが全くしないのだ。初めて見るサークルだなとサークル紹介を見たら、2020年から参加とのこと。調べてみたら、普段はバンド活動がメインとのことだ。バンドしながら、ああいう紙の模型も作るとは、天は二物を与えるというか。
続いて、鉄コレの大集合みたいなのを見たり、鉄道とは関係ない美女木JCTを見たりした。そして、お馴染みCityscape Studioさんの新宿駅南口と甲州街道のジオラマ、今春のスモールワールズで展示していたが、今回はその近くのビッグサイトでの展示となる。そのあとは、国鉄から車両を譲渡された地方私鉄をイメージしたジオラマを見たりした。
そのあとは、木こり鉄道のスイスイメージの立体的なジオラマを見物、結構人気があるようで人だかりができていた。隣の会津は会津蒲生駅や会津柳津駅があり、只見線の駅巡りの答え合わせという感じがした。引き続いて上越線のジオラマ、そして能勢電鉄の平野駅のジオラマを見た。駅よりその後ろにある協立記念病院の方がすごいような。そのあと見た阪急京都線の桂川橋梁のジオラマは、背景にリアリティーがあり、阪急百貨店のイベントに出したいくらいの出来だった。そのあとはT-TRAKを一周、Twitterでお世話になっている方もいたので、挨拶した。
大方、廻った後、企業関係を見る。TOMYTECは、宇都宮ライトレールのHU300形が16編成揃い踏み、あと3編成あれば実物と同じになる。グリーンマックスは811系や『あをによし』よりコメダ珈琲店に目が行ってしまった。関水金属(KATO)は、創業からの歴史をパネルで紹介、関水が文京区関口水道町から付いたというのは初めでだった。こういうのを展示したのは、来年5月に鶴ヶ島にオープン予定のテーマパークの兼ね合いなのかと勘繰ってしまった。創業時の商品とかは間違いなく屋内施設の一角に展示されるだろう。
物販で買ったのはDVD2つ、1つは東武日光から浅草までの快速の前面展望、もう一つは廃止直前のくりはら田園鉄道を特集したものだった。いずれも定価で2000円を超えるが、中古価格で1000円と半額以下になった。以前は昔の鉄道雑誌とかがあったけど、今回は見当たらなかった。人が多すぎて、探す気力がなかったというのもあるけど。
毎時3本の東京BRTの時間合わせで、もう少し見ることに。テーマに合わせたHOゲージの電気機関車を見て、箱根登山鉄道のジオラマへ。他の箱根鉄道登山のジオラマより広いのはいいのだけど、高低差が実感できない。シルバニアファミリーや花火をバックにしたファンタジーじみたジオラマを見た後、再び上越線の水上付近のジオラマを見た。近くで撮影すると実物とほとんど変わらない。何度もロケハンに行っているのだなと。
帰りは国際展示場の駅前のバスターミナルから東京BRTに乗ることに、発車8分前に並んで9番目だったが、2分後の発車6分前には倍の20人以上、バスが入ってくる頃には40人が並んでいた。その時並んでいた客のほとんどは座れたけど、有明テニスの森から乗ってきた10人、勝どきから乗ってきた20人は座れなかった。勝どきからだと10分くらいだから立つ程度だったら仕方ないけど、コミケの日に積み残されるので立つどころではなくなる。そのためか、ネットではBRT運転手募集の広告が流れる。新橋バスターミナルはゆりかもめの駅の下、新橋の駅前広場までは信号を2回経由することになる。環状二号線のトンネル沿いにJR駅の下に設置するのが理想だったけど、かなりの大工事でコストもかかるのだろうな。
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