デグーのこむぎと暮らす博士学生の日常

博士課程の備忘録として、日常の出来事を気ままに記録していきます。

ここ数日のこと 2

2019-02-17 11:30:57 | 日記
パート1 はこちら

木曜日、ミーティング終わり、昼過ぎから8時頃までぶっ続けで論文を書き続ける。その後美容院へ。最終予約が21時だったので、なんとなくその時間にしておいて良かった。不幸中の不幸中の小さな幸い。いつものAさんが引き続き産休中だったため、前回社長論などで話が盛り上がったKさんを指名。話すのをたのしみにしていたのだが、椅子に座った途端、強烈な眠気に襲われる。大した話もできなかったが、とりあえずさっぱりした。

帰宅後、少しばかり論文の論点を整理し、就寝。

15(金)
7:00に起床。圧倒的寝坊を決めこむ。連日の疲れが祟ったか、仕方ない。研究室ミーティングを挟みつつも論文執筆を進め、締切30分前、終わらない。さらに、投稿のためには結構面倒な事務的な書類を書かなければいけないことが判明。しかしここで後輩Iさんより、代わりに書類を用意してくれるとの進言が。神か。締切5分前、なんとか論文を書きあげ、無事投稿を終える。 Iさんほんとうにありがとう!

18時よりK研究室(合同研究室のひとつ)主催の勉強会の懇親会があったため、参加。ここでG先生やK大学のT先生とさまざまな話をする。T先生は昨年まで企業に勤められていた方で昨年アカデミアに転身。先生としての1年目、2年目は授業資料準備や研究テーマ探しでほぼ終わってしまうという大変実際的な話を聞かせていただいた。先生方がそのような苦労をされていることを知ると生徒たちも研究への取組みが変わるのでは などと考える。G先生には、研究における失敗(と思ってしまいがちなもの)についての所感を伺った。研究を進めていく中で失敗が多く、それに合わせて気が滅入るときがあると相談した。G先生曰く、失敗を経ることで、失敗をしない方法を身につけることができ、成果が一気に出始める時があるとのこと。だから失敗は失敗ではなく、成功の一部だと捉えなさい とのこと。大変ためになった。

懇親会終了後、学生部屋に戻りYさんとSくんと日本酒を飲みながら語り合う。ここ2日の解放感から本当にお酒が美味しく、また、2人ともとても楽しく話すことができ、人に恵まれたと実感する。

16(土)
10時より、昨年までの指導教員K先生とのミーティング。実はK先生に修士の研究の発展的検討と論文執筆を依頼されていたものの、途中のまま数ヶ月が経っており、未だ終わっていなかったのだが、そろそろ一度状況を説明した方が良いと思い、ミーティングを依頼した。

修士の研究に今更まとまった時間を割くことができないが、一応は1日数十分ずつを割き、これまで少しずつ進めてはきた。ただ、いつ終わるかは未だ読めずという状況。K先生の期待に応えられていない後ろめたさが時間が経つにつれ重くのしかかっていた。

正直にK先生にその状況を説明した。K先生、やはり僕が論文を放棄したと思っていたらしいのだが、そうではなかったことに、また、ある程度の部分まで論文を書いていたことに一定の感謝を示してくれた。その上で、研究を留学生に引き継ぐことを打診してくれた。論文の連盟には入れてくれるとのこと。K先生も留学生にサブテーマを与えたかったとのこと。修士中に検討した内容であと数本論文を書きたいので僕にとっても好ましい提案だった。(K先生に頼まれている論文がある以上、自分の書きたいのを先に書くことができなかった。)

ともかく、正直に相談してよかった。学部時代のI先生が、大人は6割や8割のクオリティだとしても、とにかく提出することが大事だ(やる気を示したり、あるいは、それを進める上で障害となっていることを共有するのが大事、という意味で)と仰っていたのを思い出す。

この日は肩の荷が降りてすっきりした気持ちになりながら、今後の予定を整理した。2、3月と今抱えている課題だけで既に忙しいのが目に見えているため、計画的な行動を心がけなければならなそう。

ここ数日のこと 1

2019-02-17 10:37:02 | 日記
14(木)
木曜日、研究室ミーテイングにてロングがあった。僕の発表の前に、18(月)に修士中間審査を控える後輩のIさんとPくんも発表練習を行った。二人とも少しずつストーリーやスライドの構成が分かりやすくなっており、着々と、という言葉がぴったりだった。Iさんに関しては、ストーリーを何度も修正していて、不安があるようだったが、昨日会った時には大方完成に近づいてたので大丈夫だろう。中間審査自体はおそらく問題なく乗り切れると思う。自分自身の経験に基づいても、中間審査で発表することよりも、発表に向けたデータ整理と解釈、ストーリーの確認、そして他者からのフィードバックの中で、今後の課題や研究全体における現在の位置が明確になると思うので、試行錯誤を無駄だと思う必要はない。研究は他者に伝わって初めて成果となるので、むしろそのような咀嚼行為は最も重要なステップの一つだと感じる(自分にも言い聞かせる)。

さて、自分の発表の番。今回は発表前に30分くらい発表内容の確認を行ってみたのだが、それだけで前回以前よりもうまく発表できた感覚があった。これは次回からも継続しようと思う。内容については自身でも割と面白い結果・解釈だと思っていたのだが、S先生の反応も非常に良かった。自分的にも当面の方向性が決まった喜びがあったのはもちろん、皆に手伝ってもらった実験の結果が無駄にはならなかったことも嬉しかった。それはさておき先生にギアが入ってしまったのか、15(金)17:00締切の学会概要集を書けないかと打診される。このとき14(木) 12:00。S先生は何事も計画的なイメージだったため、こういうパターンもあるのね と面を食らう。不幸中の不幸として、この日は散髪の予定を入れてしまっていたため、作業時間が限られる。さらに、ふたつ目の不幸中の不幸として、翌日15(金)は3研究室合同ミーティングがあったため作業時間がさらに限られる。ざっと見積もって作業時間は12時間程度だった。ただ、論文は勢いで書けというのが多くの先生が口を揃えて仰ることなので、今回はそれに乗じてみることに。

文が長くなってしまったのでパート2へ続く、、