熊本の新聞で、誰もが「老い」を実感してしまうような時、
のみうらじゅんさんは「老いるショック!」と自ら宣言することを提唱する。
という文章を読みました!
・・・オイルショックを知っている年台ですもから、語感もツボリました。
オイルショックの時、母にトイレットペーパーの買い出しに付き合わされたし
幼いながらにも大変なことが起こっているなぁ・・と思ったものですが
『老いるショック』は身に覚えありすぎで。
スマホで話していて、検索しようと、スマホを探したり。
会社に行く途中でカギを忘れたことに気づいてみたり。
右と左で違うお箸を使っていたり。
あまりありすぎて、書ききれないかも。
まぁ、半世紀生きてればそういうこともありますよね。
半世紀といえば。
大洋デパートの火災から51年。
あの時は、父・母・私は鹿児島に住んでいて、姉だけが熊本にいました。
携帯なんてない時代。
下宿に電話をしても、姉はいません。
母は、おろおろしながらテレビの中継を眺めていました。
結局、夕方姉はなにごともなく、友人宅から帰ってきましたが。
もし、私たちが熊本にいたならば、母が一番危なかったかも?
あの火災では姉の成人式のために大洋であつらえていた振袖が燃えました。
現代ならば、あの時にような不安な体験はせずに済んだかもしれません。
50年って、結構いろんなことが変わる時間の流れなのですね。