わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

さくら待つころ

2006-03-23 08:22:51 | かぜは・・・
「あの年、まにあったんだっけ」 数日前、夫に桜のころの思い出を尋ねたばかりだった。 「だれか持ってきて見せたと思うよ」 ようやく咲きそろったさくらに時ならぬ大雪。 棺に入れたような気がするが  記憶違いかもしれない。 いまだって 少なからずこいつはオトナか? と疑うところのある夫だが、 反発するほどに存在の大きかった舅の死は 転機だった。 血はつながらずとも それは私にもあてはまり 庇護す . . . Read more