左奥に45.5cm引っ込んだ60cm幅の空間が、おおかた7尺5寸ある。6尺は手前の引き戸からアクセスできるけど全面開放はできず、1尺5寸を含む左側がなかなか使いにくかった。それを10年も放置していたのもどうかと思うけど、なんとなく長さのあるものを立てたり、重量40kgのこたつをしまったり、日々届くAmazonの段ボール空き箱を畳んで捨てるまでの仮置き場にしたりと役立ってはいた。
さらに高さを活用して収納力倍増を目論んだのがこの棚。6フィート182cmの計画が2mの木材しかなくて予定変更したのは怪我の功名といえようか。最上段201.8cm(理論値)から天井高230cmまでをも目一杯使えるようになった。強度がすごく心配なんだけど…。
印付けはこの間済ませていて、あとはカットと溝彫り、木口の荒いやすり掛けで2時間、組み立てと設置で2時間、計4時間で完成した。設置がね、今あるものを出して床を掃除してからじゃないとできなくてね…。もし二人でできたら、カット班(やすり掛けまで)と溝彫り班が並行でき、組み立てや片付けも効率的になって単純に2倍の速度で仕上げられる気がする。
棚板を溝に差し込む方法を採用した。3枚の板を6カ所のどこにでも差し込める、市販の安い棚にもよくある格好で、作るとなるとめんどくさいよ。材料は減らせる。