1500mクラブ

運動不足は健康の大敵

北朝鮮の撃ったミサイル

2006年07月12日 | ブログ

 北朝鮮を、中国もロシアも欲しがっているけどお互い譲れるわけがない。アメリカも韓国を通じて取ろうとしたけど一度失敗した。まあ中国とロシアにとっては大切なふたでもあるし、とりあえず生かしておくか…と放っておいたらこんなになっちゃった、という流れはどうか。

 そういう状況で北朝鮮の撃ったミサイルは日本海に落ちたと大騒ぎしているが、どちらかといえばロシアに近かった。小さなミサイルが大海原で船に当たる確率はほとんどないとしても、万が一、ロシア領に落ちたりロシアの漁船を沈めたりしていたら、これを機会にロシアが北朝鮮を壊滅させにいっても不思議はないんじゃないか。もう中国にだって止められない。実に恐ろしいミサイルを撃つものだ。

 回転する物体上を移動するときに働く「コリオリの力」というのがある。前にも書いたが。南北の成分についていえば、初速には地球の自転速度も加わっているから、緯度が高くなって外周が短くなると、その分だけ自転方向に曲がる。同様の理由で、緯度が低くなると自転と反対の方向に曲がる。東西の成分だと、自転軸と鉛直方向に働いている遠心力(重力は、中心に向かう引力と軸から鉛直に向かう遠心力との合力だ)が、東に向かうと増すので赤道方向に曲がり、西に向かうと減るので極方向に曲がる。北半球ではすべての方向の運動が右に曲げられ、南半球では左に曲げられることの説明。

 弾道弾のような大きな運動は、コリオリの力の影響を受ける。国を挙げての大事業にまさかこの力が織り込まれていないはずはないのだけど、それが我々の北朝鮮に対するイメージで、変に計算を間違ったらロシアに飛んでいたんじゃないかと余計な心配をしてしまう。とりあえず、海でよかった。よくないけど。

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