今一度、よく使われるデジタルトランスフォーメーション(DX)とは何か?
「デジタル技術を積極的に取り込むこと、そこからデジタル的なビジネスモデルを構築して、
ゴールは、組織を変革し、業績を改善すること。」
・会社のアナログ作業をデジタル化した! だけではDXではない!!
・これまでの業務プロセスや組織体制、経営戦略・事業戦略など大きく変化をイメージしなければならない。
・DXといっても、現状、どの企業もデジタル変革に失敗している。
なぜか?
過去の成功事例、経験、部門間のもつれ、そして上層部の価値観が邪魔をするからである。
・DXを実現するためには
部門を遠慮なく横断したプロジェクト、データをつなぐ必要がある。
あらたなデジタル技術に対して、批判するのではなくまずは、利用してみる。
上層部がだれよりも積極的に、前向きにならなければならない。
一例として、
引用:「DX実行戦略」より
「オーケストレーション」プロセス (イメージはオーケストラ)
部門を超えた「協奏」プロセス
価値創出の変革を目指す 例:コスト価値、経験価値、プラットフォーム価値
対応戦略の変革を目指す 例:収穫戦略、撤退戦略、破壊戦略、拠点戦略
8つのデジタル変革
指揮者(経営者) 変革目標(譜面)の設定、共有させることがミッション。
市場開拓 ①「製品・サービス」②「チャネル」 (楽器で例えるならば 木管楽器 担当)
エンゲージメント(関与) ③「ワークフォース(従業員)」④「提携業者」⑤「顧客」(楽器で例えるならば 金管楽器 担当)
組織 ⑥「文化」⑦「インセンティブ(誘因)」⑧「行動」(楽器で例えるならば 弦楽器 担当)
この8つのデジタル変革を実行するために部門を排除したリソースで構成する。
全体の連携を図ることでDXハーモニーを奏でる。
新たな価値やデジタルビジネスモデルを実現する。
DX成功のカギは「オ-ケストレーション」実現
経営トップが企業文化と従業員の思考改革を
グーグル「私たちは自社製品と恋に落ちてはならない。顧客の問題と恋にお落ちよう。」
まとめ
クラウドサービス(リモート会議、チャット等)、RPA、AI、IOT、5Gなどを
積極的にとり入れる事とデジタル的なビジネスモデルをつくる。
社内業務の改善、変革とお客様へのサービスを提供する。