コブトー農園のやまぶどうレポート

山の中の小さな畑から、手探りのやまぶどう栽培の様子をお知らせします。

今はもう秋♫ なの❓

2023-07-17 22:22:05 | 日記
 本格的な夏の到来を前にして、早くも紅葉ですか?

 冗談じゃないぞ。このままでは、下手をすると枯れてしまうではありませんか。

 標題の写真の木は新2年生で、この木に関しては、虫や病気(カビ)の兆候はありません。雨も適度に降っているし、乾燥の害ということではありません。

 小さくて見づらいでしょうが、遠くに写っている木にも紅葉が確認できるように、実は新2年生の木の半分以上に異変があるんです(新3年生は植えてある場所が別で、紅葉はしていません)。




 また、体の小さな新1年生は、新2年生のそばに植えてあるのですが、紅葉はありません。

 新2年生の苗木に問題があるのでしょうか。信頼できるところから買っているのでウイルスの可能性はないと思います。
 
 では、やはり土壌診断で指摘された“リン酸過多“に起因する「葉緑素の生成阻害」なんでしょうか?

 農協には、ただ苗木に元気がないとだけ説明してあるのですが、その処方箋は、「硫酸マグネシウム」という肥料を、1,000m2当たり80kgの割合(80g/m2)で土に混ぜ込むこと。

 しかし、木は既に植わっているし、地面はワラビ畑。ということは、地下茎が張り巡らされているため、混ぜ込み、つまり耕運はできないということ。

 よって、実行可能なのは地表面への散布。取り敢えず、根元の周り、2m2に160gをパラパラ。

 追加で、ネットで仕入れた情報から、肥料を水に溶かして葉っぱの上に噴霧(葉面散布)。即効性が期待できるとのことですが、果たしてそれは1週間なのか、1ヶ月なのか?

 とにかく今はジタバタするしかありません。定期的に肥料の葉面散布を続けて見たいと思います。