今回は、分かりにくくてマニアックな内容です。サラッと流していただいて構いません。
そして、この先伸びていく力がある、蔓の先端がこんなふうになっているヤツを選んで残し、今後はこいつらの面倒を見ていきます。
えっ!いつものとおり?
じゃあ、いつもどおりで・・・
上の写真は、枝が霜害で枯れてしまった木です。元気そうに見えるかもしれませんが、右上方向に2本、左上方向に直角曲がり(折れた)が1本、完全に枯れているのが分かりますでしょうか?
花芽が着くはずの部分だけが枯れてしまった感じです。葉っぱがもさもさ着いているところには、花芽(果実)は1個か2個しかありません。
いずれにしろ、このままではどうにもならないので、取り敢えず枯れ枝を切除します。そして、生き残った枝のうちから、切り取った枝の方向に誘導(紐で結えたりして、望ましい形に伸ばしていくこと)できそうなヤツを選んで(後述)、さらに不要な枝も切除。少し無理して枝の配置を変えて・・・
それが次の写真です。
無理な配置替えで葉っぱがひっくり返ってしまいました。
と言っても、よくわかんないですよね。
元々この木は、漢字の“干“という字のような形に枝を誘導しようとしてたけど木が全然言うことを聞いてくれなくて、“不“という字を逆さまにしたように根本から7本に株分かれしちゃってたんです。
それを3本まで減らしました。
そして、この先伸びていく力がある、蔓の先端がこんなふうになっているヤツを選んで残し、今後はこいつらの面倒を見ていきます。
1年間でどこまでリカバリーできるか?
手間は掛かりますが、これがぶどう栽培の醍醐味なのかもしれません。
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