ヤフオクにてちょいと興味深い碁石を見つけました
黒翡翠の黒石と
白を基調とした翡翠の碁石です
日本では蛤碁石が高級品として扱われますが
お隣の中国ではこのような玉(宝石)が高級品として扱われます
凄く綺麗だけれど
色ムラがあるから実用向きでは無いかなあ
ただ、翡翠で打つということに少しロマンを感じます
そのような碁石を趣味で作成している方をこの間見つけまして
その方が作成したローズクォーツとブルーレースアゲートの碁石
もはや趣味の領域では無いと思いますw
この他にもタイガーアイやヘマタイトなど様々な碁石を作ってらっしゃいます
制作過程を掲載されていましたが
努力が並では無いですね
コレクションもなかなか美しい
是非見てみてくださいまし
実は我が家にも
中国産の碁石が一組あります
瑪瑙の碁石
宝石の碁石というと大体メノウを思い浮かべる人が多いと思います
蛤碁石より意外に廉価で手に入りやすいのです
自然石では質がこのようにバラつきが出てしまいます
瑪瑙は多孔質なので染色が可能
古来より染色し用いられてきました
染色の仕方次第で色んな碁石が作れそう…
一般には白と黒の染色が施されて流通しますが
時折、縞瑪瑙など綺麗な模様の瑪瑙は、その模様を残す為に
染色せずに流通しているものがたまーにあります
玉の碁石も素敵ですが
やっぱり中国の碁石といえば
云子といわれる陶器の碁石
Making of Yunzi / Weiqi Go stone
中国碁石というと片面凸のイメージですが最近では両面凸の日本と同様の形もあるようです
ただ、↑の動画のように作成するため、両面凸のものは難易度と手間がかかるらしくかなりのお値段になります
また、云子も
昔ながらの製法で作成する老云子
現代主流になっている新云子
に分かれているようです
値段的には老云子の方が高価となっています
きっと混ぜ物の違いなんでしょうな
これが新云子で
こちらが老云子
黒は自然光下では違いが分かりませんが
白は
新云子がピュアホワイト
老云子が黄色が少し入ったアイボリーホワイト
と少し違いがありますね
光に透過させるとより違いが出る様です
黒石を光で透過させて見ています
左が老云子,右が新云子
老云子の方が濃い緑で、この光の輪っかが出来るのが特徴なんだそうです
今度は白石を光で透過させて見ています
右が老云子,左が新云子
老云子はより黄色味が目立ちますね
打ちやすさで見たら
新云子の白石の方が真っ白なので打ちやすいのかな
韓国の碁石は
黒石を光で透過させて見ています
左が老云子,右が新云子
老云子の方が濃い緑で、この光の輪っかが出来るのが特徴なんだそうです
今度は白石を光で透過させて見ています
右が老云子,左が新云子
老云子はより黄色味が目立ちますね
打ちやすさで見たら
新云子の白石の方が真っ白なので打ちやすいのかな
韓国の碁石は
将石というものが有るらしいのですが
あんまり出回っていないので知りません…
詳しい方、教えてください
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