まあ、昔の本でこんなのがございまして、......
1984
1984 David Bowie
社会全体がカメラによって監視されているという未来社会。
いや..未来社会等ではなく、現時点でも充分そこに書かれている事は現実の事であります。
まあ、ある意味犯罪等の摘発であるとか、事故の防止、
或いは証拠といった面ではこういった物が良き方面に使われていると思うわけですが、..
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/19842010-3da9.html
東西の冷戦構造が終結した後
突如として世界は新たな方向へと舵をきった
NWO(ニューワールドオーダー)新世界秩序というものだ
スローガンは One world Leader
One world Goverment
One world Currency
One world Religion
つまりたった一人の指導者、たった一つの政府、たった一つの貨幣、たった一つの宗教
ボーダレス、グローバリズム
いうまでもなく戦争の無い、差別や貧困のない、
幸せで裕福な生活の実現を根底とする物だが
しかしこれは人の持つ根源的な希望から出たものとは
いささか異なると言うのは明らかだ
これはつまり富や巨大な利益、
金融利潤の絶対的権威を持って社会をコントロールしようという
研ぎ澄まされ徹底した管理社会を実現しようとするものである
これは実現後の世界地図だという
確かに現在このEUというのは通貨統合によって現実の道を進んでいる
我が国はこれによると、中国、ロシアと共にAU圏となっていくのだそうだ
アメリカ主導と思いがちであるが、そうではなく
本当の彼らの標的は自由主義経済のアメリカだという
確かにこれが実現したら戦争等無くなるだろう
いや、言い方をかえれば真の意味での戦争等ありえない世界なのだ
我々は徹底的に管理され、自由な発言等は許される訳もなく
不穏な動きがあればその場で抹殺される社会
食料危機、飢餓も遺伝子操作による食料政策によって解消されるかもしれない
差別、テロも.......Basic incomによって貧困も解消するだろう
しかしそれらは情報提供、の恩恵としてもたらされるだけの意味合いしか無い
そんな時代になって僕は思うのだ
あの矛盾と混沌に満ちた世界もそれはそれで良かったな....と
人間は理想や夢には弱い
何故よりよい社会にならないのか、と疲弊した前に
突如として理想を実現するものが出てきたら
あっという間にそれらに飲み込まれていく
厄介なのはそれらが限りなく我々が望む理想に近い姿をしている処にある
その時に当たって僕はこう言うのだろうか
「One!World!」と
本当に、本当にたった一つしか選択できない世界