前回は結構混雑してて、下調べもなく一応サッとという感じでしたが
今回はもう展示も打ち切りという事で
もう一度、チャーリーワッツのキットを参拝の目的を含めまして
じっくりとという感じではございました。
展示は撮影全面的に可というのも嬉しかったのですが
なにより、チャーリーワッツの78回目の誕生日を寿ぐ意味でも
しっかりと目に焼き付けておこうという事でもございます
で、早速、チャーリーのセットをば
ずっとチャーリーの印象はグレッチだとばかり思っていたんだけど、
実はLudwigだったんすね
そうね、このシェルとか見覚えがあります、確か19回目の神経衰弱の時のキットだね。
なんか凄く懐かしいセット、このシェルの質感とかヘッドのコーティングとか、
いきなり自分もこのセット持っていたんだよねと20歳位にフィードバック....
シンバルスタンドのこの感じww。
で、後ろに回ると
ペダルは王道のスピードキングですな
でね、当時の古いLudwigはカニの足みたいに
サイドから止めるストッパーともう一つ、
バスドラ中央下のフープにかませるストッパーと二つあったんだ、
今日見たら、フープは削れてなかったから、チャーリーは使わなかったんだろうね、
まあ、もちろん、それでバスドラが前に出るのを防げる程強くはなかったから。
他にも色々とチャーリー関係のものが展示されておりましたけれど
今回それ以外でも個人的にグッときたものもございまして
初期の頃にブライアンとキースがそして勿論ミックもいたであろう
アパートの再現展示ww
いやあ、とんでもないグタグタの状態ではありますが
何か...こう
せまるものが.....
いやあ、とんでもない状況には間違いないんですがww
おそらく、この部屋で二人でブルースのギターリフとかを
必死にコピーしてたんでしょうな
朝から晩まで
ちょっとそこで思ったんです
こんな風に寝食忘れて一緒に生活してのバンド活動
そういうものは最近のバンドマンには有り得ない事なんでしょうな
朝から練習して、夕方から仕事に出て
夜遅く迄演奏して、飲んだくれてかたずける事も出来ずに寝て
又、朝から練習そして仕事の繰り返し
いや、確かに一つ間違えれば、将来の保障とか安定した生活とかからは
程遠い生活の中にただ一途に音楽に打ち込む
思えば我々位までがそれが出来た最後の時代なのかもしれません
実際、村八分の時はこういう処で富士夫、青ちゃんと朝から晩まででしたし
ハルヲフォンの時も高木と小林は一緒に住んでましたし
夕方になれば仕事場へ一目散
私も原宿のキディランドの裏のアパートで
GRASSの靴職人、ヒラクとドイツ人のアンナという女の子と
朝から晩までといった具合に
そりゃ、家族より一緒にいる時間も長いですし
ビータにでもでればそれこそ同じ釜の飯
そんな生活を続けていれば自然と自分たちのサウンドも出来上がっていきますわ
そうですよね、それを今やれといわれても、もう出来ませんわ
この荒れ果てた当時の彼らが住んでいたアパートの状態を見て
何か、其の時代の事が妙に懐かしく
一種の胸に思い起こす事も感じながら
会場を後にした管理人ではございました。
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