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鼓曲萬来

John Barleycorn (Must Die)

スコットランド在住のフリージャーナリスト
そして作家でもあるギャビン・D・スコット氏の
「ビールの歴史」なる一冊を借りてまいりました

ビールの歴史は紀元前1千年からの長い歴史
シュメール人からメソポタミア、エジプトに限らず
ワイン製造の為の葡萄がうまく育たない地で
脈々と麦や大麦からビールを作り続けた人々
今美味しくビールが飲めるのも
そういった努力と研鑽の結果だと改めて尊敬の念を持つ次第です




そんな本の中で音楽ブロガーと致しましては
ビールに関連する各種の楽曲に注目
世界中に広がっていったビールの勢いを表すように
ビールと音楽という事で各種の楽曲が掲載されておりました

中でも有名なのがこの曲 ジョンバリコーン

John Barley Corn (Traffic - John Barleycorn Must Die)  

もともとこの曲が入っているトラフィックのアルバムは所謂名盤の誉れも高く
1曲目のGLADやFREEDUM RIDER等はCOPYしてよく演奏していたのですが
今は無きドラムスのジムキャパラルデイとのデュエットや
クリスウッドとの名演ぐらいにしか思っていなかった訳で
この曲がこんなに深い意味合いを持つ
ブリテイッシュトラッドだったとは想像も付きませんでした

そもそもジョンバリコーン自体が所謂 
麦や大麦からの醸造やビールの一種の擬人化であったり
多文化からの酒製造に関する影響の話
醸造に人身御供が生贄として捧げられたり
麦を育てていくまでの数々の苦難を乗り越えて
命を捨てパンに姿を変えて幸せを運ぶといった
麦の献身的なあり方自体が土着の民俗信仰から
キリスト教の教義や流布の為の道具になったり
醸造文化の変化 しまいにはフリーメイソン迄 等

改めて歌詞を読んでみると
そのなんというかヨーロッパのビール文化の歴史と奥深さに驚愕する
話によると今でもイギリスの乾杯には
ジョンバリコーンの一節が唱えられるそうで

まあ当然そういった古いヨーロッパの歴史等詳しく知る訳もないけれど
美味しいビールを飲む前にそういった事に思いを馳せるのも
また一段とビールが美味しくなる秘訣かもしれないですね


ジョンバリコーンに関してはこちらを参照

という事で借りて来た本には色々な説明が載っておりました
まあ、実際にそこは読んで貰うとして
個人的に面白かったのは
各ビールに会う料理のレシピの数々

ビールの種類も風味も多種多様ですから
さぞ資料を集めるのは大変だったでしょうね
ましてこの本を執筆するのにどれだけビールを飲み干した事やら



それじゃ本に載ってた
英国と米国の有名な酒飲み二人による
ビアソングでも聴きながら

What's Made Milwaukee Famous



もうこんな時間 彼女も家で待ってるんだけど
でもこいつが俺をバーに引き止めるんだ
何度も繰り返して彼女もとうとう愛想つかして
家を出ていっちまった
ミルウォーキーを有名にした奴のせいで
馬鹿だよな みんな無くしちまったんだ

Jerry Lee Lewis & Rod Stewart -  What's Made Milwaukee Famous



R.I.P. Jerry Lee Lewis

という事で今夜は温めのボルシチと冷えたビールに致しました
ボルシチスープですか......懐かしめですね
高校生の頃 六本木に出て
レオスのボルシチとピロシキを食べに行くのが
当時の仲間内では最高の不良高校生のいけてる夜でしたな

ただ粋がるその割には
遅くとも9時には家に帰っていた様な気もします
親父やお袋に遅くなると叱られてたもので
まあそんな事を思い出すと
小言覚悟のあの頃の元気さが戻るようです



という事で
本日はビールに関してという事になりますが
とまあ、一丁前な事を申しておりますが
ビール飲むようになったのは此処2、3年位なんです
それも夕食の時に一杯位飲みながら食事する程度

もともとお酒に強い方でもありませんが
食事もスムーズに喉を通るし
美味さも倍増するんで結構気に入っております

そのビールの美味さを回りの飲兵衛の仲間とかと
情報交換を含め語りたいのですが
如何せん経験値も浅い上に
ビールボキャブラリーが貧弱過ぎる訳で

更に知識なんかは全く無いので
しっかりと関連する要綱を
少し勉強して会話に混ざれるようになりたい昨今なのでであります


基本という事で勉強させて頂きます


ポテトとチョリソをあてに注いでみる


鉄分補給の牡蠣フライとレバ串の時も良い感じで



さっそく実行 二度程良い感じで注げました
なんか泡の具合とか上手く注げると
それだけでやった~感満載となり
幸せな気分になるのですが
まったくスケールの小さい話で恐縮です

ところで「言霊の幸わう国」と申しましたが
日本語は難しく且つ特殊な言語だと言われております
野球用語に良く使われる言葉に「ながれ」がありますが
これは外国の方々にきちんと説明しなければなりません

で、同様の難しい日本語もよく聞く機会も多々ありまして
それは「キンキンに冷えたビール!」という奴でして
キンキンをどう外国の方々に翻訳して
どう説明しているのか見識者に伺いたいです

更にビールを頂くとなれば同時に
栄養を良く取り
毎日の食事を美味しく頂くというのも大切です

いや、と言っても私クラスの食事
外で買ってきて家で食べるという感じのほぼ外食と言って良い程の
レトルト等にちょっと手を加える位のレベルですが

そんな地味飯とビールの画像等
度々SNSに上げておりますが
もしよろしければ 目に触れましたなら
いいね!と申すより
「まあ...よく頑張っているね 」という感じの
いいね等頂けますと 今後の励みともなりますので
よろしくお願い申し上げます

まあ、テーマは
「ワンコイン程度で収まる地味な食卓とビール」ですが
よく掛かりつけの医師に「今日はこんな物を食べました」等と
報告義務をお持ちの方もおられるでしょうが
基本その延長線上と思って頂ければ幸いです

という事で今回は多少強引な「ながれ」で
タイトルの如く
支離滅裂となっておりますが
要するに何はともあれ
元気出して気分上げて行きましょうぜという事で

これから師走、クリスマスそして新年と
文字通りの慌しい時期に向かって
とっちらかりながらも希望を忘れずに
寒い時期を乗り越えて参りましょうという事であります  乙
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