2月22日、「憲章、お誕生日おめでとう」
不思議な縁で同学年、同じ月に揃って誕生日を迎えた訳だ
まあ,こんな事を書くと
お前さんは「もう幾つになったかとっくに忘れちまったし
いまさら誕生日もそんな嬉しいわけではねえよ」とか言いそうだけど
同学年の連中がどんどんいなくなってるし
まがりなりにも元気にいてくれるだけでも
俺は嬉しいし、これからも元気で
しかも現役バリバリで活躍して欲しいと
本当に心からそう願ってるって訳さ
先日は本を送ってくれてどうも有難う
本の内容については此処では触れないけど
買って読んで貰うとして
あの時代の東京に生まれて
本当に似たような子供時代を過ごし
お前さんは評論、DJと道を選び
俺はバンド、そして和太鼓へと進んだあの頃の風景
読んでいると同じ景色が頭に浮かぶ様だったよ
しかし、読んでて思ったのは
本当にチャンスの神様ってのは気まぐれで
おまけに前髪だけ
躊躇してまごまごしてたら横をサッと通り過ぎて
掴もうと思っても後ろ髪は無いと来たもんだ
突如として現れるし後になって振り返ってみると
そんな転機の連続だったような感じだね
でも、その転機を逃さず進んで行けたのは
ちょっぴりの勇気と持ち前の
「なんとかなるさ、楽しもうぜ~」の脳天気さ
そいつは見ていていつも感じるお前さんの一番の長所だと俺は思うよ
今でも大貫と言えば思い出すのは
あれは確かロブロイなんて店が麻布にあった頃かな
まだ青山に移転する前だった
遠藤ママに頼まれてパーティバンドをやった時だったよ
俺達もまだハルヲフォンでデヴューするかしないかの頃
とりあえず営業なんで、腕利きのメンバー集めて
リヴァプールサウンドのパーティバンド一緒にやったよな
ハルヲフォンから俺とタマとプリ
ドラムに岡井大二
ギターに同じく四人囃子から佐久間正英
サックスとキ-ボーに中村哲
そんなメンバーで確かリハ一回位のぶっつけで.....2ステージ
覚えてるかな?
まあさ、一応メンバーはプロだよ仮にも
そんな中で俺とツインヴォーカルでヴォーカル担当だった
いや、俺はてっきり評論家が本業で
まさかバンドもやってたなんてその当時は知らなかったからさ
さすがに歌はトーシローかなとは思ってたんだ
更に選ぶ曲がゾンビーズの「ユーメイクミーフィールソーグッド」とか
ホリーズの「ごめんねスザンヌ」とか渋め持ってきたんで
ちょっと大丈夫かな、なんて心配もしたんだぜ
Sorry Suzanne (Remastered)
でもそのパーティはお客さんも喜んでくれて
結構盛り上がったよな
お前さんも「此処にいる奴ら、なんで一回も練習もしないで
打ち合わせも無しですぐ何曲も演奏できるのさ~?」
なんて言ってたけど
そうだよな、結局俺もお前もこんな調子で年を重ねて来たって訳だ
You Make Me Feel Good
俺達バンドマンとDJの大きな違いはさ
お前たちDJには、そもそもKEYってもんがないし
テンポなんてのもナーバスになる事もないし
そいつは何ていうのかな
規則みたいなもんに縛られない自由さがあるよな
それだけは見てて羨ましいなと思うところでもあるんだ
ま、そんなところで、本の感想とかよろしくと言う事だけど
感想よりも何よりもだよ
憲章の本名の読み方が「ケンショー」じゃないってのが
半世紀以上の付き合いの中で一番ビックらこいたわw
感想よりも何よりもだよ
憲章の本名の読み方が「ケンショー」じゃないってのが
半世紀以上の付き合いの中で一番ビックらこいたわw
なにより俺達の最初のアルバムのライナーノーツはお前だったし
最近もyoutubeの音楽画報にも色々協力もして貰ったし
このあと近田も誕生日を迎える訳だけど
いつまでもこんな距離感で付き合っていけたら良いよな
とりあえず改めて大貫憲章お誕生日おめでとう
合わせて「Histoiry of KENSHO ONUKI」出版おめでとう!
これからもよろしくお願い申し上げます。 乙