ヴィラ池上 wild fancy . . .

ワタシいろって 何いろでしょう...見つけてマス

僕のご馳走する珈琲

2018年11月11日 23時55分55秒 | Coffee

 

 ワタシは新聞記者に会うときうには  お酒は飲まない

 

お酒は強くない分   珈琲の香りでなら とても酔える

 

お喋りも  珈琲でなら ワタシのほうが優位かも知れない

 

ご馳走したことは   数える程しかない

 

それなのに  何時も 、僕に珈琲をご馳走させて、と云う

 

今日は 珈琲を持ってきたんだ    飲んで欲しいから

 

何を云っているのか少し判らなかったけど 、彼は随分とお洒落なリュックから 取り出した

 

ハイこれ  

 

 

 

 

くたびれた 厚手のクラフト袋を差し出された

 

その袋を目にした瞬間   とても 嬉しい気持ちになった

 

ワタシのために  家から詰めて   持って来てくれたなんて

 

たくさんシツコイ程  ワタシは 御礼を云った

 

だって 嬉しいじゃ無い?

 

 

 

 

 

ワタシより 断然 頭がよくって ワタシよりも知的な賢い女性を好みそうな その人が

 

ワタシの為に   沢山のお菓子を詰めて来てくれて

 

その時ばかりは 新聞記者に   カッコいい女だな って思われようと

 

「  ありがとう   お家で ゆっくり戴くね   」って

 

ほんの少しだけ 高飛車に云ってみた

 

カッコいい女だなんて 思ってくれなくて  高飛車なんて   有難迷惑かも知れない

 

だってワタシ 、ずっと 暫く 貴方からのお菓子も食べれずに  この珈琲を眺めているのよ

 

本当の ワタシは新聞記者に 教えてあげないンだからねぇぇぇだ

 

 

 

 

 

コメント
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