家からつくばの病院までは、45分くらいかかる。病人を運んでいたのでもっとゆっくりだったかもしれない。 普通の外来を受けるはずだったのに、救急処置室に運ばれてしまうはめになった。「救急車を使わせてもらえなかったからだ」と、当時はB医師と、スタッフ間の連絡の悪さに対し、大きな不満というか、恨めしさが心にずっとあった。救急車でも同じ状態になってしまっただろうけど(揺れが脳の状態に大きく影響を及ぼしたの . . . 本文を読む
転院先の病院では、同室の患者さんたちはお年寄り達。意識不明といっていい状態の方たちばかりだ。こちらのナースさんたちは、残念ながら物を扱うような看護だった。○○病院とのあまりの差に、ショックを受けた。 体位交換や口腔清掃など、つきそって行う。父は、たくさん繋がれた管を無意識に抜こうとするので、それも見守る。帰る時には紐で軽く腕を抑制して、看護婦さんに挨拶して帰る。抑制すると、むくむので避けたいが、 . . . 本文を読む
30歳前後の2年間、N病院で働いていた。 父が肺癌→脳腫瘍を患った。つくば○○病院(まだMRIも設置していなかった頃)のDr.から、「opeしなければ3ヶ月の命。opeしても半年から1年の命」と母が宣告された。母は一人で呼ばれて伝えられたので、どうしていいかわからないほど苦しんだと言う。 ope後は、決して一人で散歩させたりできないし(迷子になる可能性・大)、日常もそばについていないと、つまり2 . . . 本文を読む