風のいろは 何いろ?

手を休めずに種をまきなさい。
どの種が芽を出すか、わからないからです。
(リビングバイブル:伝道者の書 11-6)

8月14日  竜飛崎へ!(1)

2002-08-19 | 日記(旧サイト~移行分:未分類)
 私は寝る時部屋を真っ暗にしないと眠れない。ホテルに宿泊する場合、カーテンを20cmくらいレースカーテンだけにしておく。一応目覚まし時計も時間差で2つかけておくが、こうしておくと、時計に理不尽に起こされる前に、朝の光で自然に目が覚めるのだ。(自分の部屋でもそうしたいが、1階ゆえ、無用心でできない。でもせめて遮光カーテンにはしていない。)
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 14日の朝、目覚めた私はわが目を疑い、窓辺に駆け寄った。あ・お・ぞ・ら!が、ほんのすこーしだけ雲の切れ切れに顔を覗かせている!神様~!ありがとうございまーす!!!と言わずにはいられなかった。時間とともに、また青空が消えていくが…。
 今日の天気や交通運行状況はどうだろうか。アスパムにTELしたら、JRに確認して折り返し電話をいれてくれた。
 竜飛崎には普通なら、青森(列車)→蟹田(列車)→三厩(村営バス)→竜飛崎 というふうに行くらしい。しかし、今回は集中豪雨の影響で、蟹田から先は列車が動かない。代わりにJRバスを出してくれて、時間も料金も列車と同じにしてくれた。こうして三厩へ。JRの責任はここまで。三厩駅にはちょうど村営バスが止まっていて、つなぎよく、乗れた。どちらのバスも(当たり前だが)観光客だけでなく、地元の方も乗り合わせていて、普通に生活用バスとして利用していた。こんなのは、ツアーでは味わえないだろうなあ。
 さて村営バス。運転手さんははっきり言って愛想がない。でも運転席と反対側の先頭に座った男の子に、「ぼうや(?)、前のバーにつかまってな」とさりげなく注意していて、いい人なんだなあと感じた。
 バスはずっと…海沿いの道をくねくね廻って進んでいく。ほんとに海の際。民家が両側に並ぶ中を。海辺の岩場では、釣りをする人、涼しいのに上半身裸の人、キャンプのテントをはってバーベキューとかしている人…いろんな人の姿があった。また、美しい景勝地がたくさんあった。左手の山側は、けっこう急ながけで、紫陽花が群がって咲いていた。
 やがてバスは、急な坂道を登り、竜飛崎へと到着した。
 バス停を降り、少し歩いて目の前の灯台の辺りを見上げていたら、なんと…まもなく雲が切れて、青空と太陽が…。さんさんと、とはいかないが、天使の梯子、とかヤコブの梯子とか呼ばれている、太陽の雲間からの光の筋が円状に。(地上までは届いていなかったが)
(http://www.cty-net.ne.jp/~johoo/etc/something/james.htm 参照)
私はもう…正直言って…神様のプレゼントに泣きたいくらい心が小躍りしていた。朝の一瞬の小さな青空といい、この光と明るさといい…。

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