日記帳

あなたは日記帳を持っていますか？
今でもつけていますか？
昔の日記帳をまだ持っていますか？
時々読み返したりしますか？

入浴しようとしたら、一足違いで次女に先を越された。
仕方なく部屋をちょこっとだけ片付けようと、隅に追いやっていたキャスター付き棚などを出していたら、古い日記帳の入れ物を見つけた。そこにあることはわかっていたが、しみじみ読み返すことはめったにない。さっき、そのめったにない場面になってしまったのだが。
最も古いのは、中学三年生の時のもの。さきほどたまたま読んだのは、１３～４年前のもの。３３歳～４歳ごろのだ。

中ごろから読んだら、苦しさと孤独の中でもがいている自分。何ページか読み、最初を見たら、いきなり、「神様」という呼びかけで始まっている。驚き。その頃、○ホバの証人であるＫさんの家で、聖書の学びをしていたのだが、はっきりした信仰でなくともうっすらと神様を受け入れていたらしい。彼らの聖書や自分が二十歳の頃求めたリビングバイブルから、たくさんたくさん聖書の言葉が書かれてあった。赤文字で強調しているところさえ。日記の中で、神様に「Help Me!!」callを繰り返していた。

あの頃はどこにいらっしゃるかわからない聖書の神様に祈っていた。助けを求めていた。
それを読むことによって、今はしっかりと神様を捕らえている、神様に捕らえられている自分がよくわかる。相変わらずつらいことがあっても、あの頃のように、迷子にならずにすんでいる。
（当時恋をしていて。家庭を持つ方だったので、必死で気持ちをおさえていた。それが神様を求める強い動機の一つだったらしい。本当に神様の方を向くことができたとき、やっと私は男性の庇護を必要としなくなっていた。←庇護されていたわけではなく、庇護されたいと望んでいた）
（日記は…ある意味、信仰にいたる長い長い道のりの軌跡だと、今わかった。）