長い間 調剤薬局にいたので あまり考えていなかったし 考えていても公にできないでいた私個人の思い。。。。
薬局に勤務したころ、分業率は アメリカ・韓国は100%、日本は23%台だった。 今は70%くらいだろうか?(私の住む自治体は 100%にかなり近いと思うし、もしかしたら 100%になったかもしれない)
さて、「医薬分業」の目的は…。
病院内で薬も出すと、薬価差益目的に薬をたくさん出す可能性があり、健康保険赤字の大きな要因にもなっているから、分業にして、薬価差益が病院に入らないようにするため。 自分のとこで出さなければ、病院も必要外の処方はしないだろうという事だったはず。
つまり、処方する薬の種類を減らすはず(減るはず)だった。
が、現実はどうだろうか? 分業したからと言って 患者が受けとる薬は減っただろうか?
いや、ほとんど変わらないと思う。たくさん出る患者には相変わらず10種類とかそれ以上の薬が出る。(お年寄りの薬が多くなるのは、お年よりは訴える症状が多くなるからだ。 「便が出にくい」「筋肉が痛い」etc.。 それらひとつひとつに ほとんど医者は何か薬を出してると思う。相互作用などを考えながらだけどね。医者としても 患者が訴えているのに そんなに減らすわけにもいかないだろうし。)
ということは、本来の医薬分業の目的=処方する薬の種類を減らす=は 全く果たされていない訳で…。 では何のために 今もって分業をすすめているのだろうか? また それならば どうしていつまで経っても 100%の分業率にならないのだろうか? (←これは もしかしたら 医師会の力による?)
分業化でよくなった点もいくつかある。
*(クローバー)*お薬の説明が 病院薬剤師より薬局薬剤師の方が丁寧であり、質問もしやすい(いつも同じ薬の場合は煩わしいけど)。
*(クローバー)*患者が医者に言えなかった本音を薬剤師に訴え、人によっては病院に連絡することにより、患者の意思が伝わる。 などなど。
しかし 悪くなった点もいくつかある。
*(星)*本人の会計負担が大きくなった。
*(星)*院内なら天候が悪かったりしても 同じ建物内で待つことができる。歩くのも面倒だ。 などなど。
ジェネリック薬品も加わり、まだまだ医薬分業の世界は 落ち着かないなあ。
※私が今飲んでいる血圧降下剤も 近いうちにジェネリックが50種類とか出るらしい。。。
※今は私は、院内処方の病院(一昨年救急車で運ばれた先がたまたまそうだったからだが)に通っている。
血圧降下剤といっても作用によっていくつか種類があり 実は私のはどれだったか覚えていない…。少なくとも「利尿剤」でないのはわかるのだが…。「ACE阻害剤」「カルシウム拮抗剤」etc・・・。たぶん二つ目のだったような???
(ACEって何だよ???)
薬局に勤務したころ、分業率は アメリカ・韓国は100%、日本は23%台だった。 今は70%くらいだろうか?(私の住む自治体は 100%にかなり近いと思うし、もしかしたら 100%になったかもしれない)
さて、「医薬分業」の目的は…。
病院内で薬も出すと、薬価差益目的に薬をたくさん出す可能性があり、健康保険赤字の大きな要因にもなっているから、分業にして、薬価差益が病院に入らないようにするため。 自分のとこで出さなければ、病院も必要外の処方はしないだろうという事だったはず。
つまり、処方する薬の種類を減らすはず(減るはず)だった。
が、現実はどうだろうか? 分業したからと言って 患者が受けとる薬は減っただろうか?
いや、ほとんど変わらないと思う。たくさん出る患者には相変わらず10種類とかそれ以上の薬が出る。(お年寄りの薬が多くなるのは、お年よりは訴える症状が多くなるからだ。 「便が出にくい」「筋肉が痛い」etc.。 それらひとつひとつに ほとんど医者は何か薬を出してると思う。相互作用などを考えながらだけどね。医者としても 患者が訴えているのに そんなに減らすわけにもいかないだろうし。)
ということは、本来の医薬分業の目的=処方する薬の種類を減らす=は 全く果たされていない訳で…。 では何のために 今もって分業をすすめているのだろうか? また それならば どうしていつまで経っても 100%の分業率にならないのだろうか? (←これは もしかしたら 医師会の力による?)
分業化でよくなった点もいくつかある。
*(クローバー)*お薬の説明が 病院薬剤師より薬局薬剤師の方が丁寧であり、質問もしやすい(いつも同じ薬の場合は煩わしいけど)。
*(クローバー)*患者が医者に言えなかった本音を薬剤師に訴え、人によっては病院に連絡することにより、患者の意思が伝わる。 などなど。
しかし 悪くなった点もいくつかある。
*(星)*本人の会計負担が大きくなった。
*(星)*院内なら天候が悪かったりしても 同じ建物内で待つことができる。歩くのも面倒だ。 などなど。
ジェネリック薬品も加わり、まだまだ医薬分業の世界は 落ち着かないなあ。
※私が今飲んでいる血圧降下剤も 近いうちにジェネリックが50種類とか出るらしい。。。
※今は私は、院内処方の病院(一昨年救急車で運ばれた先がたまたまそうだったからだが)に通っている。
血圧降下剤といっても作用によっていくつか種類があり 実は私のはどれだったか覚えていない…。少なくとも「利尿剤」でないのはわかるのだが…。「ACE阻害剤」「カルシウム拮抗剤」etc・・・。たぶん二つ目のだったような???
(ACEって何だよ???)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます