風のいろは 何いろ?

緑を渡る時、空を吹き巡る時、風は何色なのだろう?
風には色はないけれど、私には………。

虐待する母

2006-11-14 | 日記(旧サイト~移行分:未分類)
またまた実の親による虐待、しかも子殺し→死体遺棄(放棄)まで。 
こういう事件が起こる背景は大抵、シングルマザーが子供の父親以外の男性と暮らし、その男性と「幸せに楽しく」暮らすために、子供が邪魔になって…というパターン。
似たような事件のニュースを聞くたび、私は、こういう母の心理が理解できないでいた。 子供は一番かわいいものであり、一番守るべきものと感じ、私の場合、25歳で離婚してから、ある意味子供のために再婚しない道を選んできたから。 それは本能でもあるし、義務もあると思うが。

しかし、今回の事件のワイドショーによる解説みたいのを聞いていて、「”私”はどうして子供達を愛することが出来、一番大切と思えたのだろう? 子供を虐待したり殺してしまう人はどうしてそう出来なかったんだろう?」と 気付きました。 
つまり、私だって 子供を愛せなかったかもしれないし、同じような道を歩んできた時、同じような罪を犯してしまったかもしれない……と ふとそう思わされました。 とても恐ろしい想像ですが…。

(しかしTVさん、一回目の結婚相手の家にまでレポーターを派遣するってどうでしょうか????? プライバシーってもんが…。 自分のとこにもいつ何時どんなレポーターが押しかけるかしら?って不安になりましたー。 ちなみにこの子は 二回目の結婚でできたとのこと。)


私は元々”子供”が好きではありません。身近にいなかったので、我侭で泣き虫なこの人たち(^^;;)を どう扱っていいのか いつも戸惑っていたから。 
でも自分の子供が出来た時、ああ、子供って理屈ぬきでかわいいんだなあと知りました。(でもやっぱり自分の子供だけ かわいいと思えるのかもしれない…) そして こういう”実の親”の暖かい愛情で育まれなかった子供達に深い同情を寄せました。(同情って嫌な言葉かもしれませんが)
しかし 最近ニュースで流れる小さな被害者たちは、”実の親”から疎まれ愛されなかった・・・。 西洋だと 教会の前に捨て子されてた子を教会で育てるとか、孤児院から子供を引き取って育てるとか、日本でも里親とかありますね。 自分の子を殺してしまうくらいなら 何かそういう手立てに頼るとか なかったのでしょうかね?
命を与えられ、辛い思いだけして、わずか数年でこの世を去ってしまった小さい人たちの”人生”を思うと 胸が詰まります…。 ある意味、いじめで自殺する子より、自殺さえ選べず、ただただ虐待に耐え抜き泣き暮らすしかなかった 小さい人たちの方が とてもとても哀しいと感じます。

こういう事件、年に何回起きているでしょう? 政府として 何か手立てがないのでしょうか? これもいじめ問題と同じように、個々人の責任、個々人の問題、で終わってしまうのでしょうか?
国って国民を…守る組織じゃないんでしょうか? ちょっと話が横道にそれてきてますが、オバサンは怒っています!


まとまりもなく 思いのままに書いてしまってすみません。







罪満載号と言う名の地球、ですね、神様。 パウロさんが自分を「罪びとの頭です」とおっしゃいましたが、私もその罪びとの一人です。




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