ノアの子孫のある時代。そのころ人類はみな同じ言葉を話していました。バビロンの地にたくさんの人が住み始めました。みんなで大都市を建設し、天にも届くような塔の神殿を造り、自分たちの力を誇示しようとしました。「こうして一致団結すれば、あちこちに散らされる心配もなくなる。」
神様は「人間は一致して事にあたれば、これだけの事をやすやすとやりとげてしまう。この分だと後でどんな事をしでかすか、わかったものじゃない。」と思い、人間が違う言語を使うようにしてしまいました。人は互いに何を言っているのかわからなくなり、塔の建設も中断。世界に散らばることになりました。このためこの都はバベル(=混乱)と呼ばれるようになりました。<font size=1 color=green>(道草:子育て中、通信教育で翻訳を学んだことがありました。児童文学だけは好成績でしたが、後はからっきし。学習もあまりできなかったし。今、この機関は、バベル翻訳学院とか名乗っています。聖書のこの箇所から名づけたのですね。)</font>
ノアさんには三人の息子があり、セム、ハム、ヤペテと言いました。セムの家系から、アブラム(=地位の高い父)が生まれました。アブラムの父、テラさんは、息子アブラム、その嫁サライ(アブラムの腹違いの妹だそうです)、孫のロト(アブラムの甥)を連れてカナンという土地を目指しましたが、途中にあったカランの町に住み着いてしまいました。(どうしてでしょうね???)
父親が死んだ時、アブラムに神様が命じました。「これから旅に出なさい。親類縁者も国も捨てて出かけるのだ。行く先はわたしが教えるから、ただ言われたとおりにすればよい。そうすればお前を祝福しよう。」 アブラムさんは__神様の命令どおり出発しました。妻サライと甥のロト、家畜と奴隷を連れて。
旅の途中、ききんの難を逃れるため、一度エジプトへ行くことに。しかしサライがとても美しいので、夫である自分が男たちに殺されるのではないかと恐れたアブラムは、自分の考えで、サライが妻であることを隠すことに。妹だと通しました。とうとうサライは王様に見初められて召しいれられましたが、この事で神様は宮廷に伝染病をはやらせました。王様はアブラムを責めました。「どうしてあれが、おまえの妻だということを、隠し立てしたのか!妻がわしのものになるのを平気で見ていたとは!さあ、さっさとこの国から出て行け」 こうして一行はエジプトを追われました。
やがてアブラムとロトは、それぞれ分かれて生活することになりました。
神様はアブラムに、砂の数ほど、星の数ほど、子孫を増やそうとおっしゃいましたが、妻サライはもともと子供ができない体質でした。なかなか子供を授からないので…サライの案で、ハガルという召使をアブラムのそばめにし、生まれた子を自分たちの子供にすることに。
しかしハガルは妊娠したとたん傲慢になり、女主人のサライに横柄な態度をとるようになりました。サライはアブラムが言ったように、自分の気がすむようハガルを苛め抜きました。
ハガルは逃げ出しました。砂漠の泉のそばにたどり着いたとき、神様の使いが現れ、「サライの召使、ハガルよ、どこから来てどこへ行くつもりなのか。」「女主人のところから逃げ出してきたのです。」「それはいけない。<font size=5 color=red><i>戻って、務めをきちんと果たしなさい</font></i>。心配はいらない。男の子が生まれるから、名前をイシュマエル(=神は聞いてくださる)と名づけなさい。神様はおまえの苦しみを聞き届けられたからだ。」 彼女に現れたのは、実は神様ご自身でした。
神様は「人間は一致して事にあたれば、これだけの事をやすやすとやりとげてしまう。この分だと後でどんな事をしでかすか、わかったものじゃない。」と思い、人間が違う言語を使うようにしてしまいました。人は互いに何を言っているのかわからなくなり、塔の建設も中断。世界に散らばることになりました。このためこの都はバベル(=混乱)と呼ばれるようになりました。<font size=1 color=green>(道草:子育て中、通信教育で翻訳を学んだことがありました。児童文学だけは好成績でしたが、後はからっきし。学習もあまりできなかったし。今、この機関は、バベル翻訳学院とか名乗っています。聖書のこの箇所から名づけたのですね。)</font>
ノアさんには三人の息子があり、セム、ハム、ヤペテと言いました。セムの家系から、アブラム(=地位の高い父)が生まれました。アブラムの父、テラさんは、息子アブラム、その嫁サライ(アブラムの腹違いの妹だそうです)、孫のロト(アブラムの甥)を連れてカナンという土地を目指しましたが、途中にあったカランの町に住み着いてしまいました。(どうしてでしょうね???)
父親が死んだ時、アブラムに神様が命じました。「これから旅に出なさい。親類縁者も国も捨てて出かけるのだ。行く先はわたしが教えるから、ただ言われたとおりにすればよい。そうすればお前を祝福しよう。」 アブラムさんは__神様の命令どおり出発しました。妻サライと甥のロト、家畜と奴隷を連れて。
旅の途中、ききんの難を逃れるため、一度エジプトへ行くことに。しかしサライがとても美しいので、夫である自分が男たちに殺されるのではないかと恐れたアブラムは、自分の考えで、サライが妻であることを隠すことに。妹だと通しました。とうとうサライは王様に見初められて召しいれられましたが、この事で神様は宮廷に伝染病をはやらせました。王様はアブラムを責めました。「どうしてあれが、おまえの妻だということを、隠し立てしたのか!妻がわしのものになるのを平気で見ていたとは!さあ、さっさとこの国から出て行け」 こうして一行はエジプトを追われました。
やがてアブラムとロトは、それぞれ分かれて生活することになりました。
神様はアブラムに、砂の数ほど、星の数ほど、子孫を増やそうとおっしゃいましたが、妻サライはもともと子供ができない体質でした。なかなか子供を授からないので…サライの案で、ハガルという召使をアブラムのそばめにし、生まれた子を自分たちの子供にすることに。
しかしハガルは妊娠したとたん傲慢になり、女主人のサライに横柄な態度をとるようになりました。サライはアブラムが言ったように、自分の気がすむようハガルを苛め抜きました。
ハガルは逃げ出しました。砂漠の泉のそばにたどり着いたとき、神様の使いが現れ、「サライの召使、ハガルよ、どこから来てどこへ行くつもりなのか。」「女主人のところから逃げ出してきたのです。」「それはいけない。<font size=5 color=red><i>戻って、務めをきちんと果たしなさい</font></i>。心配はいらない。男の子が生まれるから、名前をイシュマエル(=神は聞いてくださる)と名づけなさい。神様はおまえの苦しみを聞き届けられたからだ。」 彼女に現れたのは、実は神様ご自身でした。
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