ロートル技術屋の日記

明日は秋分の日、秋の彼岸の中日 風習は地方によって違う

明日は秋分の日、秋の彼岸の中日です。

私は新潟の雪深い地域出身です。
新潟といえば雪が多いと思われるかもしれませんが、海岸沿いの地域ではほとんど積もりません。
県庁所在地の新潟市では30cm積もったら大雪です。
一方、山沿いはたくさん積もります。
1986年の12月には湯沢で24時間の降雪量が1mを超えました。
上越新幹線が運休となり、「100年に1度の大雪」と想定されていた事態というニュースが流れました。
この時、出張で雪のない駐車場に車を駐車して出かけた先生の車が一晩で雪に埋もれてどこにあるかわからなくなりました。
地球温暖化の影響なのか最近は少なめですが昔はたくさん積もり、上越の関温泉や燕温泉のスキー場では例年5m台の積雪を記録していました。

小学生の時、冬になると毎年校庭に積雪計の柱を先生方が立てていました。
当時、平年の最大積雪は2~2.5mぐらいでしたが小学6年の時、3.1mまで行きました。
3月になると晴天の日が出始め、早朝は放射冷却により雪の表面が凍って沈まずに歩けるときがあります。
地元では「しみ渡り」と呼んでいました。
「しみる」が凍る、凍るように冷たいという方言なので「凍った雪の上を渡る」ということです。
この年の「しみ渡り」では地上3mぐらいにある電話線をまたぐことができました。
さすがに電線はもっと高いところ(地上6mぐらい?)にあり、手が届くようなことはなく危険はありませんでした。

東京に出てきたときに春分の日と秋分の日になると連休になっていなくても道路がすごく混雑するのが不思議でした。
会社の同僚に聞いたら「彼岸でお墓参りに行くから」と教えてもらいました。
私の田舎は上記のように雪が多く、春分の日あたりはお墓が雪に埋まっているのでお墓参りに行く人はいません。
仏壇にお供え物をしてお参りをするだけです。
秋の彼岸も同様にお墓にお参りに行く人はいません。
風習は地方の事情によって違うものだということを認識しました。

ある地域の常識はほかの地域の常識であるとは限りません。
違う地域に行った時には地元の人に良く話を聞いてから行動しないといけないですね。

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