小容量のHDDに保存してあるデータを8TBなどの大容量HDDに移して、小容量HDDを処分して保管スペースを減らそうと思い立ちました。
e-SATA(Enhanced-SATA:PCの電源を入れたまま抜き差しできる外付けのSATAインターフェース)のドライブケースを持っているのですが、速度は速いもののPC側がe-SATAに対応していないとPCの電源を入れたまま抜き差しできない点が不便で使い勝手がいまいちです。
USB2.0のHDDスタンド(コピー機能付き)も持っていますが、今となってはUSB2.0は速度が遅く1時間で約50Gbyte程度しか転送できないので時間がかかります。
何か良い方法はないかと探していたらロジテックのHDDスタンドLGB-1BSTU3が安くて便利そうなので買ってみました。
アマゾンのプライム会員なので送料無料で1,790円で購入できました。
今日の時点ではアマゾンが最安でした。(価格.comの価格情報、ポイント含めてヨドバシ.comより1円安い)
メーカーの製品紹介はこちらです。
実際の品物がこちら。
HDDを刺すとこんな感じになります。
PC電源連動機能の説明。
これを選んだ理由はとにかく安いこととPC本体の電源と連動して自動でON/OFFできること、USB3.2 Gen1で転送速度が早いことです。
USBの外付けHDDの中にはPCの電源が切れても電源が入ったままの物があります。
手動でOFFにすると次に起動したときに電源が入っていないので認識されるはずはなく手動でONにしなければならないのが煩わしくなりました。
実際に使ってみた感想は「早くて便利で良い」です。
USB3.2 Gen1で接続しPCに内蔵したSATA接続のHDDへ転送した場合の転送速度は一時間当たり500GB~1TBくらいになっていました。
USB2.0の10倍以上ですね。
もちろんPCの電源を入れれば自動的に電源ONになりますし、切ればOFFになります。
価格が安いのも魅力です。
例えば8TBのHDDを考えた場合、今日の時点では外付けHDDはバッファローのHD-NRLD8.0U3-BAが最安で16,980 円です。
内蔵ドライブの最安はSEAGATEのST8000DM004が14,380円です。
HDDスタンドと組み合わせると16,170円で外付けよりも810円安くなります。
(いずれも価格.comの最安値で比較)
ドライブがむき出しになりますが、放熱という点ではファンを内蔵していないケースに入っている外付けHDDよりも有利です。
設置面積はHDDスタンドの方が小さいと思います。
(ケーブルの引き出し方向が後ろなのが難点です)
メーカーの説明によるとテレビの録画用HDDやゲーム機のPlayStation4にも対応しています。
HDDは最大16TB、SSDは最大2TBに対応していますので今後さらに大容量のドライブが出てきても使えそうです。
コネクタが固いようでHDDを差し込むときに少々力が必要です。
差し込んだ時にきちんと刺さっているのがわかる感触が無いのが難点です。
アマゾンのレビューにHDDが壊れたというようなものがありますが、私は少なくとも5台のHDDを交換して使いましたが何も問題が起きていません。
レビューを書いた方は中途半端に差し込んで電源を入れたのではないかと推察しています。
アクセスが無いと頻繁にスリープするというレビューもありますが私の使い方はデータ移行で連続読み出ししかしていないので途中でのスリープは経験していません。
データコピー終了後はスリープになっていました。
HDDの発熱がなくなり寿命を縮めない方向に働くので良い機能だと思います。
私には今のところ外付けHDDを購入する理由が見つかりません。