先日、いつも拝見しているyoshibeyaさんのブログ「よしべや自然博物館」でX(旧Twitter)に紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)の復活の兆しがあるという投稿があったことが紹介されていました。(7/25)
リンク先を見ても何を根拠に言っているのかわからなかったので半信半疑でした。
しかし、日々の観測光度を確認していたらどうやら本当の話のように思えてきました。
日々の観測光度はfornax8(ブログ名Starlight Terrace)さんから紹介してもらったこちらのサイトで確認しています。
リストの下にある「Comet observations courtesy of COBS 」(彗星観測はCOBS提供)のCOBSのサイトで確認すると、トップページで以前紹介した紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)の最大等級5等級の光度変化グラフが見られます。
紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)の最近の光度変化実測値はグラフの上を推移しています。
ちなみに白いデータは眼視観測、緑色のデータはCCD観測の結果で、CCDの方はフィルターで特定の波長だけで観測したデータが含まれています。
ですので眼視観測のデータの方が実際の見え方に近いはずです。
リストにある「Comet C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS)」をクリックすると最大等級2等級のグラフがあり、こちらの予報光度に近い推移をしています。
期待できるかもしれません。
マスコミには内緒ですよ。