こちらの記事で通院中と紹介した老猫が一昨日の早朝、息を引き取り16年4か月の生涯を終えました。
8月に入ってからだんだん動きが鈍くなり、餌も食べなくなっていて、動物病院での補液と猫用のミルクでなんとか頑張っていました。
おなかで呼吸をするようになって最後の2~3日はほとんど動かず同じ場所に居続けました。
食べなければ衰弱するからと家内が少しずつ猫用のミルクをあげていました。
夜中にミルクをあげた後、温かいところに行きたがっていたので湯たんぽを用意して戻ってきたら動かなくなっていたそうです。
ペットを飼っていない方にはわからないかもしれませんが16年も一緒にいると家族の一員になっています。
家内と相談して火葬することにしました。
朝、ネットで調べて火葬設備を搭載した車で訪問してもらえる業者に依頼しました。
当日は無理なので次の日の午後、火葬することになりました。
その間、腐敗を防ぐため、段ボールにいれてドライアイスで冷やすことにしました。
ドライアイスを販売しているところを調べたところ、動物霊園の記事の中に比較的近いところで販売されているという情報を見つけ電話をかけて確認しました。
1日なら3kgあればもつとのお話でしたので3kgお願いしました。
八王子市石川町にある山本商店という酒屋さんです。
店主のお話では昔、近所にドライアイスを扱っている業者がありその店が経営統合で移転した際にお客さんたちの要望があり委託販売を始めたとのことでした。
お願いしたのは3kgでしたが、3.5kg用意してくださり、3kg分の価格で販売していただきました。税込みで1,518円です。
ネット通販や他の店舗の価格は5kgで3,000~4,000円ですので安いです。
八王子周辺の方は利用されると良いと思います。
購入する際は発泡スチロールの容器かクーラーボックスなどの断熱できる入れ物を持っていく必要があります。
また、購入後に取り扱う際は凍傷にならないよう軍手等の手袋をする必要があります。
ドライアイスは二酸化炭素の固体で蒸発すると二酸化炭素を発生します。
安置した部屋は換気を良くしないと窒息する恐れがありますので注意が必要です。
段ボール箱の中にペットシートを断熱材代わりに何枚かしいて遺体をバスタオルでくるんで入れてドライアイスをおなかに抱かせました。
上からペットシートをかぶせ、顔が見えるよう顔の部分を切り取って段ボールを閉めました。
1日近く安置していましたがドライアイスはかなり残っていたようです。
火葬は車で家まで来てもらい、その場で火葬するわけにはいかないので周辺に人がいないような場所に移動し火葬した後、戻ってくるというシステムです。
戻ってきてから家内と子供で骨壺にお骨を入れる、いわゆる骨拾いをしたそうです。
火葬費用は21,000円でした。
ペットを飼うのは良いのですが必ず別れが来るのがつらいところです。
家内になついていて私には攻撃的な態度を良くとっていましたがいなくなってしまうと寂しいものです。
家内がペットロスになっているのが少し心配です。
お骨はしばらく家に置いておくことにしました。