買ってみたものの使ってみて落胆する可能性のある物の一つが天体望遠鏡です。
図鑑等に掲載されている口径1m以上の大望遠鏡で撮影された惑星の写真を見て望遠鏡を使って自分の目で見てみたいと思うのは当たり前のことです。
しかし、細かい模様まで見るためには大口径の望遠鏡が必要になります。
また、望遠鏡だけでなく天候の状況にも依存します。
ネットを見ておりましたら金星、火星、木星、土星の動画をアップされている方がいらっしゃいました。
その動画が望遠鏡で観察した時のイメージに近かったので紹介したいと思います。
藤井大地さんのツイッターの投稿です。(Internet exploerでは見られませんので他のブラウザをお使いください)
気流の乱れが少し大きいですが20cmクラスの望遠鏡で見た時の見え方に近いと思いました。
このような動画をRegistaxなどの画像処理ソフトを使って1コマ1コマの画像の中から良質な画像を抽出、積算しフィルター処理をするとさらに細かいところまで見えるきれいな画像になります。
口径が小さくなると光学的な分解能が下がってしまうため、模様がはっきりしなくなります。
惑星を観察するために天体望遠鏡を購入される場合は20cmより大きな望遠鏡を選ぶと幸せになれると思います。
新品は高いですので予算がない方はネットオークションで手に入れるのも一つの方法です。
その際はレンズやミラーの状況が画像で確認できるものを選ぶことが重要です。
その際はレンズやミラーの状況が画像で確認できるものを選ぶことが重要です。
私は汚れているような安いものを手に入れて自分で清掃、修理をしているのであまりお金をかけていません。
こちらは2018年にセレストロンの20cmシュミットカセグレンC8で撮影した火星、木星、土星の画像です。
Registaxで画像積算、フィルター処理をしています。
ちょっと強調しすぎでしょうか。