今日は「花火の日」とgooブログで表示されていました。
花火の日は年に3回もあるそうで、そのうちの1つが今日だそうです。
今日が花火の日になったのは戦後、花火が解禁されたのが1948年8月1日ということだそうです。
私の田舎、新潟県では色々な所で花火が盛んにあげられています。
残念ながら昨年、今年と花火大会が軒並み中止になりました。
例年通りなら明日、明後日と長岡市で開催される長岡祭りで花火大会が開催れるのですがこちらも中止になりました。
76年前の今日、昭和20年8月1日午後10時30分、長岡はアメリカに空襲され焼夷弾(火災を発生させるためのゲル状の燃料が詰められたら小型の爆弾)の投下により焼け野原になりました。
多くの犠牲者(死者1,488名)が出たそうです。
私の父親(当時14歳)、祖父母は長岡から20kmほど離れた所に住んでいて、一晩中長岡の方向の空が明るかったという話しをしていたのを覚えています。
長岡には親戚が住んで居たため、後日、親戚の家に行った際の帰りに拾ってきたという焼夷弾の燃え殻が小屋に保管してありました。
直径7~8cm、長さ50cmほどの六角柱で垂直に落下させるために上部に取り付けられていた帯状の布が燃え残ってついていました。
住宅が多い田舎の地方都市に火災を発生させる焼夷弾を投下するとは当時のアメリカの軍部はひどいことをしたものです。
山本五十六の生家があったので空襲されたという説があります。
戦後の復興と被災者への慰霊として昭和22年から花火大会が復活、開催されるようになり現在に至っています。
(花火の日の由来より1年早いです)
このような理由から長岡祭りは曜日に関係無く8月1日に前夜祭が行われ2日、3日に祭りと花火大会が行われます。
子供の頃は父親に車で連れて行ってもらい見ていました。
当時、長岡と小千谷市片貝町でしか打ち上げられていなかった世界最大の打ち上げ花火「三尺玉」の打ち上げはほかの花火と違う場所で打ち上げられており、三尺玉打ち上げ場所の近くで見ていました。
信濃川に架かる長生橋に設置された長さ850mの「ナイアガラの滝」も見ものでした。
就職して東京に出て来てからは土日とうまく重ならないとなかなか見に行くことが出来ませんでした。
有休を取りやすくなったのでコロナ禍が収まったらまた見に行きたいと思っています。
以前、長岡の花火を撮影した画像を探したのですが見つかりませんでした。
見つけたら追記したいと思います。