23年前、古い住宅を中古で購入して住んでいます。
住宅ローン控除が始まった後でしたが、対象外の古い住宅を購入しました。
理由はデフレの中、将来の収入に不安を感じ何かあったとしても借金が残らないようにと考えたからです。
築25年以上の住宅は建物の価値がほとんど無いものとして売買されます。
何かあっても売却すれば借金が残ることはありません。
購入した住宅は建て売りではなく注文建築の家で、柱が太めでしっかりした作りだったのも気にいった理由です。
古いのでさすがにそのまま住む気にはなれず水周りと必要最低限の内装のリフォームをしました。
フローリングの床は自分で張ったり壁紙も自分で貼ったりして節約しました。
前置きが長くなっていましたが入居前のリフォームで新調したキッチンの混合水栓が水漏れするようになりました。
ネットで調べたところ、内部のバルブカートリッジを交換すれば直るということがわかり、アマゾンで購入しました。
ところが23年間、一度も緩めたことの無いナットがどう頑張っても緩んでくれません。
無理をして壊してしまうとしばらくキッチンで水が使えなくなってしまいます。
諦めて混合水栓そのものを交換する事にしました。
ネットで調べて見ると色々なものがありました。
その中で、今までと同じシングルレバー、シンクの掃除がし易いようにホース式でヘッドが外して使える、簡単取り付けの3点を条件に適度な価格のこちらを選びました。
ネットでは6,000円台のもっと安い物もありましたがホームセンターで実物を見てLIXIL製を選びました。
ホームセンターでの価格は19,800円、ネットではアマゾンが最も安く13,320円でセール中で4.5%のポイントが付いたので実質12,720円でした。
（型番最後の-AMZはアマゾン専用モデルのようですが実際はRSF-832Yと同じものです）
到着したのでさっそく交換しました。
最初は古い混合水栓の取り外しです。
まず、水漏れすると大変な事になるのでキッチン下にある水とお湯のバルブを閉めます。
本体はキッチン下のナットで止まっているのでナットを外します。
右下の真鍮の長いナットで固定されていました。
配管はカップラーに差し込んであるので固定金具の開き防止のプラスチックキャップを取り外して固定金具をスライドさせて外せば配管が抜けます。
こちらは取り外した古い混合水栓のカップラーの取り付け状況です。
右側に水道からの配管がつながっていました。
上のお湯側が固定金具を外した状態で配管が抜けます。
下の水側が固定した状態です。
配管から水が少し出るので外したらすぐにビニール袋に入れました。
後はキッチン上に引き抜きました。
取り付いていた周りを清掃してから新しい混合水栓の取り付けです。
上から取り付けられるので簡単です。
説明書を見ながら台座の片側のネジを外して固定金具を穴から通します。
外したネジを固定金具にネジ込んで位置を決めて台座を固定しました。
上から混合水栓の配管を入れて固定しました。
正面の皿ねじ1本で固定します。
周りのリングを回してねじが見えないようにします。
後ろにばねのついた突起がありねじを入れた窓がはまり込んで固定されます。
キッチン下の配管についていた古いカップラーを新しい物に交換して混合水栓の配管を差し込み固定金具で固定、固定金具のキャップを取り付けれます。
ホースのじゃばらの配管と混合水栓の出口を付属のカップラーでつなげば配管完了です。
残念ながらカップラーと配管には互換性がなかったので付属していた新しい物と交換が必要でした。
水漏れ防止のためカップラーを取り外した元側の配管端面を清掃しておく必要があります。
交換が終わったので混合水栓のレバーを全開にして元栓のバルブを適当な水量になるように開ければ作業完了です。
古い混合水栓がこちら。
交換後がこちら。
ホース式なのでシンクの清掃が楽になりました。
作業は最初に取り付けの向きを間違えたのと取り付け穴周辺の清掃に時間がかかったので1時間半程かかりました。
交換はそれほど難しい作業ではありませんので古い物をお使いの方、水漏れしている方はご自分で交換するのも良いと思います。
ちなみに現物を見に行ったホームセンターに依頼すると交換作業費9,800円＋本体代金19,800円、合計29,600円になるようです。
