日付が変わったので昨日、帰省のため関越自動車道を走行しました。
渋川伊香保インターチェンジから赤城パーキングエリア/スマートインターチェンジまでは長い上り坂が続きます。
私が乗っているラクティスは購入時に10万円ケチったせいで1,300CCのエンジンです。
排気量の小さいエンジンを搭載している車はトルクが小さいため回転数で出力を稼ぐことになり、上り坂は苦手です。
最近はエコ運転に徹しているので急な上り坂は登坂車線を走行しています。
昨日も登坂車線を走行していたら前方に停車している車が見えました。
早めの車線変更しようと思い、後方確認して車線変更しはじめた途端、目の前に木材が散乱していることに気づきました。
避けるルートを考えている暇もなく慌てて大きな木材が転がっていない登坂車線に戻り小さな木材を踏んだだけで事なきを得ました。
赤城高原サービスエリアで確認したところ、踏んでしまった木材の跡がタイヤに残っていました。
釘などは無かったようで跡がある以外は無事でした。
実家に着いてドライブレコーダーの録画データを確認したところ、反対の上り車線でトラックが横転し木材が散乱していたとわかりました。
下り車線に木材が散乱していたあたりで中央分離帯のガードロープに接触していたようです。
前方で停車していた車は散乱していた木材と接触したらしく右側の前後輪がパンクしていました。
最後にすれ違った対向車から事故現場までの所要時間は約2分半だったので事故現場に到着した時点で約5分前に事故が起きていた計算になります。
もう少し早く走行していたら巻き込まれていたかもしれません。
危ないところでした。
落下物は前方に注意していれば回避できますが、いきなり横から飛んで来たら避けようがありません。
唯一の対策は「スピードを出さないこと」ということになると思います。
スピードが出ていなければ何かあっても停止距離が短くなる、飛来物があっても相対速度が低くなって衝撃が小さくなる、などすべて安全な方向に働きます。
何度も紹介している通り燃費も良くなるので環境にも懐にも優しくなります。
みんなでのんびり移動しましょう。