私の田舎は大雪にみまわれました。
20日の時点で積雪152cmだったそうです。
積雪量自体は例年の最大積雪より少ないのですが、全く雪のないところから2日間で積もってしまったところが問題でした。
一気に降ってしまうと除雪が間に合わず、除雪しようにも持っていく場所がなくなります。
同じ町の中でも一部の地域では19日から昨日の朝まで2日間停電しました。
そんな中、20日の夜に地元出身者の同級生LINEでこんな画像が送られて来ました。
雪の重さで杉が折れて電線に引っかかっています。
良く見るとどこかで見た風景...。
なんと私の実家の前でした。
先々週の週末に寄ったときには全く雪が無かったので驚きです。
停電しているのかもしれないと思いながら実家に電話をかけてみると落ち着いた声で義姉が出ました。
幸い、実家は停電していませんでした。
兄から20日の朝、この状態に気がついたという話を聞きました。
杉は隣家のもので関係先に連絡したものの、電話した夜の時点でもそのままになっているという話しでした。
停電の復旧の方が優先されていたのだと思います。
杉がひかっかている電線は先日完工した歩道工事に伴って新たに配線しなおした電線だそうで、まだ新しく絶縁材料の劣化が無いのでショートせずに済んでいたようです。
実家では毎年、家の前に水を流して消雪しているのですがうまく消えてくれなかったそうです。
今回の大雪では雪が降り出す前の気温が低かったのが積雪が多くなった理由ではないかと言っていました。
東京でも雪が降った時に日陰から積もり始めます。
それは日陰は地面の温度が低いからで日当たりの良いところは温度が高く0度以下に下がるまで積もりません。
新潟の豪雪は降雪量が多かっただけでなく地面の温度が低かったことも積雪量増加につながったのかもしれないと兄が言っていました。
昨日は雪が止み、災害派遣の自衛隊員の方が道路の除雪作業に当たってくださったそうです。
買い物等に出かけることが出来るようになったようですが、主要道路の立ち往生の影響でスーパーなどでは品薄の状態になっているので思うように買い物できない状況のようです。
運送会社は配送を中止しているので私たちはなにもすることが出来ず、早く通常の生活に戻れることを祈るだけです。
今日の午後から西日本でも大雪の予報が出ています。
大雪の恐れのある地域では食料や電気を使わない暖房を準備して備えるのが良いと思います。