ロートル技術屋の日記

スマホ冷却扇風機を分解してみました。

先日の仙台出張時に手に入れたスマホ冷却扇風機を分解してみました。
ケースははめ込みになっていて外側に開くと外れました。
中身は40mm角のブラシレスDCファンでした。



最初は構造がわからないので爪を止めているところが壊れてしまいました。
爪はケーブルがあるところは2箇所、他は1箇所なので最初にケーブルと反対側の真ん中を思い切り開iいて最後にケーブル側を開けば壊さないで開けられると思います。

中身の40mm角のブラシレスDCファンはUSB TypeAのコネクタがついていてアマゾンで販売されているこれらとそっくりです。



型番や仕様がわかるラベルが無かったので通電して電流を調べました。



4.99Vで0.12A、0.6Wの消費電力です。

使ったUSB電流電圧テスターは東京上野にあるaitendoという通信販売もやっている電子部品販売店で10年ほど前に300円で購入したものです。
(現在はコロナの影響で通信販売のみで店舗での販売は中止しているようです)
今でもアマゾンで2個528 円で販売されています。


今、購入するのであれば少し高いですがUSB typeAとUSB typeCの両方のコネクタに対応していてQC3(スマホ/タブレットの急速充電規格クイックチャージ3)にも対応しているこちらのようなものが良いと思います。



USB電流電圧テスターははUSBケーブルの良し悪しを確認できるので便利です。

以前、こちらのUSB変換アダプタを組み合わせて工業用USBカメラの電流を調べました。


カメラ側に取り付けて調べていてUSBケーブルの中には電圧が4.5程度にまで下がるものがありビックリしました。
細い線を使っているのだとわかりそのUSBケーブルは破棄することにしました。

話を元に戻して、アマゾンで販売されているDCファンの電流は0.14Aとなっていますのでキャンドゥのスマホ冷却扇風機とほぼ同じです。
(実験された方がいて、この手のUSB電流電圧テスターは誤差が大きいそうです)

送料がかからないのを考慮してもキャンドゥの価格は安すぎです。
問題は耐久性ですが、この種のDCファンはブラシ(電流を回転している側に伝える端子)が無いので回路が故障するか軸受けが故障しない限りは回転しなくなることが無いのでそれほど心配しなくても良いと考えています。

M2.SSDのヒートシンクに取り付けて試してみる予定です。


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