年度末に納品する装置はPC制御でソフトウエアが必要になっています。
特注仕様で従来からあるソフトウエアを修正する必要がありました。
MicrosoftのVisualStudioのC#言語で作られたソフトです。
ソフトウエアの修正を納品するPCで行うため、VisualStudioをインストールしてソフトウエアのソースファイルを開いて実行してみたところ実行ファイルのビルド(コンパイル)でエラーが無いのに何も実行されずに終了してしまうという事態に陥りました。
使用したPCは新品でWindows11の機種です。
同じソースファイルは他のWindows11の機種やWindows10の機種では正常に動作していました。
実行できなかったPCの開発環境で実行させたときに「コード 0 (0x0) で終了しました。」というメッセージが表示されていました。
ソフトウエアに詳しい者に相談しました。
「コード 0 (0x0) で終了しました。」は正常終了していることを示しているという事でした。
少し見てもらったところ、ビルド時にエラーが出ていないのでソースに問題がないのに実行してもすぐに終了しているという訳の分からない状況という話でした。
私の作業時間が足りないので代わりに調べてもらうことにしました。
しばらくすると解決したという連絡がありました。
ただし、本当の原因はわからないとのこと。
試してみたことは保留されていたWindowsの更新とVisualStudioの更新を行っただけという話でした。
Windowsの更新が中途半端な状態になっていたからかもしれないという意見でした。
納品用のPCは購入後にローカルアカウントでセットアップしたまま使っていました。
ネットには繋いでいたのでWindowsの自動更新で更新用のファイルがダウンロードされた状態になっていました。
シャットダウン時にWindowsの更新の選択肢が出ていたのですが、予想時間が7分と長かったため先送りにしていました。
こちらはWindows10の画面ですがWindows11では予想時間が表示されます。

こんなことでソフトウエアがうまく動かなるなんて初めての経験でした。
Windowsの更新は問題が起きる場合があるので私は先送りにすることが多いです。
最近ではWindwos11の24H2(2024 Update) で不具合が多発していたようです。
(私はまだWindows10を使っているので気にしていませんでした)
うまく動かないソフトウエアがあった場合はWindowsを更新すると解決するかもしれません。