昨日(7/28)の夕方、夕陽の周りに雲がありました。
その隙間から光が漏れて空に光線が出来ていました。

右側は画像処理でコントラストを上げた画像です。
頭上を超えて東の空に伸びて収束していました。

山があるので収束したところまでは見えませんが、多分明るくなっているはずです。
子供の頃、夕陽と反対側に明るくなる領域が出来る現象を知ったのですが、名称が思い出せません。
ネットで検索して調べていくとWikipediaに逆薄明光線という項目がありました。
夕陽から伸びている光線を薄明光線、東側に収束していく光線を逆薄明光線あるいは反薄明光線と呼ぶのだそうです。
これは日没直前、日の出直後に見られる現象だそうで、昨日みられたのはこの現象です。
太陽は雲の大きさに比べれば遥か遠くにあるので雲の隙間から漏れる光線はほとんど平行です。
駅のホームで線路を眺めると平行な線路が自分が立っている部分が一番広く遠くになるにつれて1点に収束しているように見えます。
同様に雲から漏れた平行な光線も頭上が最も広く太陽側と反対側の1点に収束しているように見える訳です。
日没直後や日の出直前にはビーナスベルトや地球影という現象が見られるという話もありましたが、時間帯が違うので別の現象です。
逆薄明光線が収束したところに出来るはずの明るい部分の名称はみつけられませんでした。
薄明光線や逆薄明光線は雲のせいで光線として認識出来る訳ですが、太陽の反対側に出来る明るい部分は雲が有っても無くても出来るはずです。
どなたか名称がおわかりのかたはコメントしていただけたら幸いです。