ヨーガ的ゼロになる自分の状態

一昨日はヨーガ療法士コースの第１６回目でした。

あと４回の講座で終了し、試験、論文、症例発表をして

インドのヨーガ大学認定資格取得となります。

ハードルはかなり高いです。

「内側をみる」という事は、

すべてヨーガととらえると、以前先生がおっしゃっていました。

「内側をみる」という内容のみに私は関心を持っているな～と思いました。

キネシオロジーも禅カウンセリングも、すべて「内側をみる」です。

ヨーガスートラにもありますが、

ヨーガとは心素（記憶袋）を止滅させること

記憶を止めて滅することが、大切だということです。

自分の人生をより幸せにより発展させていくためには

いつも記憶が邪魔しています。

出来事が起こった際、過去の記憶が立ち上がるのです。

その記憶によって感情が生まれ、認知の誤りが起こっていきます。

そうすると、願っている幸せとは異なる方向を選択してしまうのです。

記憶はすべて過去

楽しいことだったとしても、過去の感情にとらわれているときは

今を生きていません。

自分を認め、心から愛した瞬間、自分の感情は消え、ゼロになり

今を感じはじめるのでしょう。

ゼロな状態の自分になると、インスピレーションが自分の内側から起こります。

ゼロから始まったインスピレーションは

プラスを積み重ねていきます。

毎週１回、夜コンパスで密かにヨーガセラピーを行い始めて３ヶ月

一緒に行っている仲間のＲさんが先日

私は私の家族のもとに産まれてきて本当に良かった

とメールをくれました。

今回、Ｓさんのヨーガ療法に対して症例発表しました。

Ｓさんは、小学校１年生の夏に転校したことがきっかけで

知らない人いっぱいいることに驚いて

人とコミュニケーションをとる事、自分を表現する事が

できなくなったようです。

学校にも行きたくなくなって、不登校も多かったようです。

家族に対しても不満が多かったと聞いています

そんなＲさんが今回メールくれたこの言葉は

とても重みがあり、ヨーガ的には魂の健康に値します。

そして、翌々日にも届いたメールが下記の内容です。

　先日、幼少の頃からの話しを聞いて頂き、
　私の中で気付きがありました。

　友達が少なかった私は、友達に恵まれていないのかな、
　と今までずっと思っていました。

　先日話しを聞いて頂き振り返ってみると、
　これまで色んなことがある中でも、
　必ず手を差し伸べ助けてくれる友人達がいた、
　ということに気が付きました。

　学年が上がったり、転校をする度に、
　一緒に過ごす友達も変わりましたが、
　その時々でいてくれた人達が、
　いつも支えてくれていたこと。

　私は、実は最高に恵まれていたんだ、
　ということに気付きました。

　感謝の気持ちが溢れます。

　いつでも手を差し伸べてくれる人はいたのに、
　心を許さず心を開かなかったのは、
　私だったということにも気付きました。

　自分(母・先祖・・)を許して(受け入れる)いき、
　もっと人の素晴らしさを感じていきたいです。

心に奥深くにしみこんでいくメールでした。

Ｒさんは、確実に幸せの場所をつかんでいます。

もっとこうだったらいいのに～と

今の自分の環境でもっと欲しいことや

不満など感じながら過ごすることは多々ありますが

今の自分の状態が、何はともあれ

とにかく最高に幸せ！

と感じている自分が、まずスタートなのだと

つくづく胸に染みたメールでした～

一つずつ、内側の幸せを噛み締めていきたいです。