Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

今日は「アイモコ」のライブです。

2018-10-23 12:47:08 | 日記

 瑞希です。

 今日人形町の365カフェで「アイモコ」さんがライブをやります。

 うちのゆうきさんも行く予定だそうなので、よかったら見に来てくださいませ。よろしくお願いいたします。

 日時:10月23日(火) 19:30開演

 場所:365カフェ(サロンゴカフェ)

   ■住所

   〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-8-2 谷津ビル1F

   ■アクセス

   人形町駅 A1出口より徒歩2分、A6出口より徒歩3分
   水天宮前駅 8番出口より徒歩2分
   日本橋駅より徒歩10分

 お店のWeb http://www.cafe-salongo.com/ 

 Artistの記事 http://www.cafe-salongo.com/fcblog/2018/10/ 


作曲家の「性」

2018-10-23 12:11:31 | 日記

 瑞希です。

 ライブ・レコーディング活動と並行してそろそろ次々作の曲も作っていかなけりゃならないなぁ~と思ってます。(2020年春リリース予定) 「そんなに早く?」という方もいるかとは思いますが、大体CD1枚作ろうと思ったら、1年くらいはかかります。最初は勢いでできましたが、やっているうちにあれやこれや考えると、時間って結構かかってしまうものなんですよ。今制作中の「Music Library」にしたって、原曲は去年の今頃から作り始めて、年明け早々にはプロトタイプ版のラフスケッチまでできていました。そこからメロディーを詰め、コードを考え、さらにアレンジを加えてブラッシュアップするのに数か月がかかり、さらにそこからレコーディングが始まるといった感じなので、本当に年単位の作業なんですよ~。おまけに次々作はいよいよ本気の一枚!なので、そりゃもう力が入りますわ~。

 とところで、今日はそんなことを書くつもりではなく、作曲家としての「性」についてお話をしようと思います。「さが」ですから、変な話じゃないんで期待はしないでください!(笑)

 私は元々学生の頃にやっていたバンドはポップス、ロック、Fusion、ハードロック、ヘビメタ(?)までいろいろなものをこなしていました。それこそ80年代のユーロビートまで確かやった記憶があります。で、そんなこんなで大学の終わりにオリジナルをやり始めました。(ちなみに「Lose My Heart To You」はその時作った作品です。その頃のポリシーとして、歌っているだけじゃなくて演奏しているほうも楽しめるような楽曲を目指していたんです。なので、ライブになるとみんなやりたい放題勝手にソロぶち込んでの演奏だったので、盛り上がった記憶があります。そういう意味ではどちらかという「Fusion」に近いものをPOPSで具現化しようと思ったのに違いないと思います。

 で卒業してからは、Fusion Bandで活動する機会が多く、Sun Festaに入ってからはオリジナルということもあり、作曲もFusion モードの作品が多かったと思います。(どっちかというとロック系のFusionかな?) カシオペアじゃなくてT-SQUAREみたいな曲が多かったと思います。で、2年前からはコニミズで本格的に作曲活動開始。もちろんのことですが、このFusionチックさが影響を受けているのです。

 なので、あまり歌い手のことは考えずに作っていたので、ゆうきさんやErikaさん、今回レコーディングに参加してもらっているTronの「ひるま」さんからも「難しい!」とのご批判を受けています。でも、「ひるむ」つもりもありません。(笑) だって、コードが似ると曲も自ずから似てしまうから、オリジナリティーを出すためにはどうしてもこんがらがったようなメロディーラインにせざるを得ないのです。なのでコニミズの曲は「スネークライン(半音階でぐにゅぐにゅする展開」や「ドラゴンアップ&ダウン(竜の滝登り/滝下り。要は一気に上に駆け上がったり、落ちたりという高低差が激しい展開)」が多いのです。なので、歌いづらいとおもいます。

 ちなみにスネークラインとかドラゴン・・・とかは、今書いていて命名しました。(笑)

 もう一つ1曲が長いこと。これは正直Fusionを作る人なら結構共通する人が多いと思います。だって、歌がない分それぞれの楽器で盛り上がりをつくらなければならないからです。だって、そうしないと1本調子の曲ばっかりになってしまうからです。各パートにそれぞれに見せ場を持たせると、その分(ソロとかの)時間がかかるわけです。おまけに特にこの手の作曲家は1曲で起承転結を作りたがるのです。出だしから最後まで、どのパートにも意味を持たせようと考えると、自然に曲はどんどん長くなってしまう傾向にあります。こないだあるところに自分の曲を出したところ、審査員から「曲が長すぎ!」というお言葉をいただきました。確かにアニソンとか普通のPOPSだったらまぁ4分内外で完結しますが、私の曲は5分は下りません。短く作っても4分半(今度のアルバムでも2曲ほどですが)、バラードなんかだと真面目に作れば8分近くになってしまうのです。なので、2枚目の「残陽」もこないだLiveでやった「おうちにかえろう」も2番がないのです。1番からブリッジに行って、ソロ、Bパートからのさび、という展開が定着しているのです。最近は「仕方ないなぁ~!」と自分でもあきらめています。(笑)

 実はこういう裏話がありながら、曲を作っているんだと思うと、あの2枚のアルバムも「Music Library」も楽しめるかと思います。そうそう、次々作では、今思案中ですがもっと長い曲を作ろうかと思っています。今仮デモ段階で既に12分を超えてるので、ブラッシュアップするともう少し長くなるかもしれません。ゆうきさん歌ってくれるかなぁ~、と思いながら今後つくるはめになりそうです。(笑)

 いろいろな曲を聴いて、その作曲家の「性」を知ることは面白いことだと思います。