よしもとばななさんの
「王国3』をひっぱり出して
読んでいた
この王国シリーズは「アムリタ」と並んで
わたしのなかで大ヒットのちょーお気に入り本なのです
*人が多い都会では、その長さと短さが間違った糸でくくられているように
思えた。矛盾のない幻想だったらなんだってうまく運ぶものだ。熱に浮かされたり
何かからの目をそらして組み立てられたお城はもろくて、崩れやすい。
ここでは子どもたちはすぐに中途半端に大人にさせられてしまい、くだらないこと
ではいつまでも子供時代をひきずって、中年の時期を罪悪感いっぱいに過ごし、
多くのことから目をそらさせたままで死んでしまう…極端に言うと、そういう感じさえした。
みんないつでも前のめりで、五分先を生きている。
もしも、それが一年や十年先なら、きっとなにかの意味が出てくるのだろう。でも
五分先だとただせわしないだけなのだ。みんな急いでる、むだにエネルギーを使っている。
それは、エネルギーはすぐに充電できるという幻想を持っているからだろう、と思えた。
そのことによって、人生の主導権を時間や周囲に与えてしまっている…そんな奇妙な世界が
あるみたいだ。
自分は巻き込まれないと知っていても、いつのまにかそうなってしまうような気がして
こわかった。でも、だからこそ楓のような仕事の、目を覚まさせる人が必要なのだと思うのだ。
ひとりひとりの人間がその人本来の姿に戻ったら、こわいくらいの力を発揮する。でも、
その力はわからずじまいで墓に行ってしまう可能性がここでは高い。それでもいいと、人びとは
思っているのだろう。それはそれで、別にいいと思う。
誰によって、何のために檻に入れられているのかはわからないが、いつだって檻は開いていている。
ドアもばーんとあいているからだ。
出ないと決めているのは、他ならない自分自身なのだ。
それで、ずいぶんと時間がたってしまってから出ようと思った頃には大変な重さになっているらしい。*
読んでいたら
この文章が気になった。
おそるべし ばなな師
きのうは
雨がちょこっとやんだので
桜チェックしつつのドックウッドへのドライブでした
八幡町過ぎたら
まだ蕾だらけ。。
ドックウッドの桜も
ほんの何りんかだけ開くかなぁ~って感じ
タコライス
ライスなしでも良かった位
レタスもりもり食べて満足
山道の土手にカタクリがいっぱい咲いていた
雨ふったり、やんだりの日だったけど
気温がすこしあがったぶん、ほっとしたな。
「王国3』をひっぱり出して
読んでいた
この王国シリーズは「アムリタ」と並んで
わたしのなかで大ヒットのちょーお気に入り本なのです
*人が多い都会では、その長さと短さが間違った糸でくくられているように
思えた。矛盾のない幻想だったらなんだってうまく運ぶものだ。熱に浮かされたり
何かからの目をそらして組み立てられたお城はもろくて、崩れやすい。
ここでは子どもたちはすぐに中途半端に大人にさせられてしまい、くだらないこと
ではいつまでも子供時代をひきずって、中年の時期を罪悪感いっぱいに過ごし、
多くのことから目をそらさせたままで死んでしまう…極端に言うと、そういう感じさえした。
みんないつでも前のめりで、五分先を生きている。
もしも、それが一年や十年先なら、きっとなにかの意味が出てくるのだろう。でも
五分先だとただせわしないだけなのだ。みんな急いでる、むだにエネルギーを使っている。
それは、エネルギーはすぐに充電できるという幻想を持っているからだろう、と思えた。
そのことによって、人生の主導権を時間や周囲に与えてしまっている…そんな奇妙な世界が
あるみたいだ。
自分は巻き込まれないと知っていても、いつのまにかそうなってしまうような気がして
こわかった。でも、だからこそ楓のような仕事の、目を覚まさせる人が必要なのだと思うのだ。
ひとりひとりの人間がその人本来の姿に戻ったら、こわいくらいの力を発揮する。でも、
その力はわからずじまいで墓に行ってしまう可能性がここでは高い。それでもいいと、人びとは
思っているのだろう。それはそれで、別にいいと思う。
誰によって、何のために檻に入れられているのかはわからないが、いつだって檻は開いていている。
ドアもばーんとあいているからだ。
出ないと決めているのは、他ならない自分自身なのだ。
それで、ずいぶんと時間がたってしまってから出ようと思った頃には大変な重さになっているらしい。*
読んでいたら
この文章が気になった。
おそるべし ばなな師
きのうは
雨がちょこっとやんだので
桜チェックしつつのドックウッドへのドライブでした
八幡町過ぎたら
まだ蕾だらけ。。
ドックウッドの桜も
ほんの何りんかだけ開くかなぁ~って感じ
タコライス
ライスなしでも良かった位
レタスもりもり食べて満足
山道の土手にカタクリがいっぱい咲いていた
雨ふったり、やんだりの日だったけど
気温がすこしあがったぶん、ほっとしたな。