一般的に、モラハラ被害者の特徴は、自己評価が低いのが特徴であると言われます。
でも本当にそうでしょうか。
私は、下記の二つのタイプに分かれると感じています。
*根本的に自信がなく、自己否定的な方
*本来は自信もあり、行動力もある方
前者は典型的なモラハラ被害者で、典型的な末路をたどります。
しかし、後者は、「隠れ被害者」と言った言葉が当てはまる被害者です。
では、どうして被害者なままの状態に甘んじているのでしょうか。
それは、加害者の巧みなマインドコントロールによるという理由以上に
他に守るものがあるからです。
母である女性にとってのそれは、「子供」です。
*子供から父親を取り上げてよいのだろうか。
*自分がどうあがいても、父親にはなれない、だったらどんな父親でもいた方が良いのでは。
*父親ほどの収入は得られない、経済的な負担を子供にかけたくない。
*自分にはモラハラであっても、子供にはそうではない。
こんな感情、状況が、被害者を縛っているのです。
ですから、モラハラが子供にも及んだ時、被害者からすると、
これらの心の糧がプッツンと切れてしまうのです。
そして、
加害者から離れる決意をします。
これまで被害者を制していたものがなくなるのですから。
そして、
この決意は、被害者の真面目さからも揺らぐことはありません。
この時、被害者がそれをあやふやにし、加害者との関係を
続けたりするとどうなるか?
きっと、
子供たちも、父親と同じモラハラ加害者への道を進み始るのでは。。
という考えがよぎります。
そして、
自分の我慢がばからしくなってしまうのです。
私はこの夏に、アルコール依存とモラハラを繰り返す夫と、離婚を前提にした別居を決意し実行しました(間に夫の兄に入ってもらいました。兄は普通の方です)
モラハラ被害者は……
*本来は自信もあり、行動力もある方
子どもを守るために…
という記事を読んで、自分のこと?とびっくり!そしてすごく納得しました。
結婚24年、モラハラが始まってから17年(その間、浮気、アル中、散財、パワハラ、モラハラを繰り返し)、子どもが2人、上の息子が重度障害者のため、ずっと我慢してきました。下の娘が高校生になり、モラハラパワハラが娘にも行きはじめ、娘も自分を守るために夫の口調を真似るようになり……娘が『お母さん、もう限界やから離れて欲しい』と言いました。
とても勇気がいることでした。おそらく、『共依存』になったり、The被害者になっていたのだと思います。
まだ自分が悪かったのかも?とか、色々考えてしまったり、涙が出たりします。
これは、モラハラ被害者としては正常なのかなぁと思ったり。
ブログ記事を読んで、すごく励まされました。
経験者にしかわからないことがたくさんありますよね。どうぞご自身を責めないでください。
もう十分に苦しんだことと思います。
まだまだ大変かもしれませんが、少しずつ穏やかな日々を取り戻してください。応援してます。
これから、自分のことも大切にしていきたいと思います。