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2007年03月04日 | Cinema

ウディ・アレン監督作品です。スカーレット・ヨハンソン再び。

あらすじ。
田舎ビンボー出身の若い(プロ?)テニスプレイヤーが引退。仕方なしにロンドンの高級会員制テニススクールでトレーナーして働いていたら、生徒の金持ちぼんぼんと友達になって、その妹に見初められて結婚し逆タマに乗ったけど、でも実はぼんぼんの婚約者の方にヒトメボレしててとうとう陰で浮気しちゃって、地位も名誉も手放せないしバレたら破滅、みたいなことになって追いつめられて逼迫してゆくお話。



愛と欲望うずまく映画
なわけですが、なんといいますか・・・
悪い夢をみた。
見終わった感想がコレです。
目覚めの悪い嫌な夢。夢なら早く醒めてくれ、夢であってくれ、みたいな。
うまくまとまっているので作品自体に文句はないです。さすが、巧い、と思いました。
けど、とにかくなにやっちゃってんのよ主人公、カンベンしてよ~と言いたくなりました。


ネタバレというかひとりごと。
投げた指輪。冒頭の「ネットの上のボール」の話、「ボールがネットの向こうに落ちれば勝ち。こちら側に落ちれば負け。」これでいけば主人公は負けのはず。
最後は結局逃げ切ったから、一見「勝ち」に見えるけど、この先ずっと生きている限り、償う手段のない罪の意識を背負って生きていくことを考えると・・・・・・やっぱり「負け」なのかな。
とか。思ってみたりしました。ああシンドイ。

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