振り返った『名場面』が名場面過ぎると、余韻に浸る時間が必要なので、今日はまたひとりごとを。
きのう、おとといと振り返った39話ラストから40話前半部分の『名場面』ですが、振り返りながらも描写するのにあまりにも矛盾が生じて困ったところがあります。
そうなんです、タイトルからもおわかりのように、「時間の流れ」。
こいつがどうにも不自然なんです。
お気づきの方もいらっしゃったのではないでしょうか。
あれこれ可能性のある設定を考えてみたんですが、どうにも納得がいかず、これはもう「七不思議その4」送りになるんじゃないかとさじを投げている状態です。
そんなわけでこれまでの七不思議とちょっと違い、今日は愛のない単なる揚げ足とりになってしまうかもしれません。
(本当に演出上のミスに思えるんですよね・・・。)
もし、「そんなんじゃないよ!!」という答をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひ!聞かせていただけると、このうえなく嬉しいです。
できることなら粗探しみたいに終わらせることだけは避けたい。
(でもそうなっちゃうような気がしているんですよね・・・。葛藤。)
でも、「そういうのはちょっと・・・」という方は、以下お気をつけくださいね。
ひらたく言うと、
「紀保がママと伊久馬のことを聞いて、夕顔荘にいる伊織さんを直撃したのはいったい何時?」
ってことです。
いや、時刻を知りたいのではなく、おおまかに「夜」なのか「深夜」なのか「早朝」か、くらいでいいんですけど。
いや、もっと言えばそれがいつだったとしてもお話にはなんの影響もないのでどちらでもいいんですけど、ただただ映像的に腑に落ちなかったんです。
★紀保が真相を知ったとき
「お母様の死は事故ではなかった・・・」
紀保パパから真相を聞きだした紀保がそんなようなことをつぶやいたとき、外は夕暮れだった。
★夕顔荘で顔を洗う伊織さん
夜寝る前の洗顔か?
単なる気分転換か。
これからアクセサリー作りに精を出すための気合か。
深夜あらためて眠気覚ましか。
朝起きてからの洗顔か。
紀保が真相を知ってすぐに伊織さんを訪ねたなら「夜」と考えるのが妥当な気がするけれど・・・。
ちなみにこの時の伊織さんはジーパン姿。
まだ就寝する様子はなさそう。
★夕顔荘突撃
「2人の秘密を知っていたのね?」
追及する紀保と向かい合う伊織さん。
庭に面したガラス戸は閉められ、カーテン越しに薄明かりが差し込んでいる。
外灯の光か。
月明かりか。
はたまた夜明けか。
(同じ理由で「夜」と推測。月明かりか外灯あたりでは・・・?)
★自室に駆け込む伊織さんを追いかける紀保、その時の「月の舟」の映像
「納得できないわ!」
と、紀保が訴えかける前に挿入される「月の舟」の映像。
・・・やっぱり夜みたい。
早朝の残月というには鮮明すぎる。
★2人の会話
伊久馬の死の真相。
伊織さん、子供の頃からの自分の誓いの話。
傷ついた紀保の愛の叫び。
指輪やらココロやら小切手やら、「返す」「いらない」のやりとり。
時間にして10分程度。
★夕顔荘を出て川まで走る紀保
空が白んでいる。
ここで文字通り「空白」の数時間が・・・?
(鳥が鳴いていたような気もする。)
★アトリエK
「お父様。どうなさったの、こんなに朝早く。杏子まで。」
どうやら早朝らしい。
川辺からアトリエKまでは直行か?
それとも本当に夜景を見にドライブしていたのか?
(仮にそうでも矛盾は生じる・・・)
関係ないけど、紀保も運転できるんですね。
★お父様は昨夜からずっと紀保を探していて心配で眠れなかった。
余談ですが、パパの無精ひげが切なくて胸を打ちます。
というわけで、紀保は昨夜から行方不明だったらしい。
判断材料はこれだけありました。
伊織さんと話し込む前には「月の舟」が出ているのに、話した後、既に夜が明けそうに薄明るい。ということが最大の不思議ポイントです。
伊織さんが普通に起きていたことを考えると、彼が超早起きで、例の公園にラジオ体操しにいく習慣でもない限り、「夜」の線が濃厚だと思っているんですけど。
やっぱり紀保と伊織さんの会話の最中に、夕顔荘の時空になんらかの歪みが生じたのかもしれません。(大真面目。)
どんなもんでしょうか、これって・・・。
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ところで私もこの回の時間のねじれについては当初から疑問でした。でもどなたもあえて・・・なのか触れていない。cottonさんありがとうございます!
紀保が直撃したのが「夜」だとは思うんですが、伊織が川まで走っていったときは朝っぽかった。といことは伊織は朝まで悩んだすえ、追いかけたのか・・・と思ってました。
それじゃ、遅いよ、遅すぎるよ・・・
それとも放送ではあれだけだったが、朝がくるまでなんだかんだと、話していたのか?とにかく、なんだかおかしかったことは確かです。cottonnさんの見解をみてさらにわかんなくなりました。とりあえず、なんかねじれている。あんまりこの回はリピってないので、またじっくり見かえしたくなりました。
いつも深いご指摘、感心しきりです・・・
当初、紀保が橋まで来てから、ずいぶん考え込んでいて時間がたったのかなぁと、脳内で適当に帳尻を合わせて見ていたのですが、見返してみると、今夕顔荘から走ってきましたって感じで紀保が息をきらしていたので、やっぱり時間は「夕顔荘で数時間経過」って想定なのかも知れません。
二人の会話は、沈黙もあったから、10分じゃ終わらなかった。内容が濃いから一晩中話し込んでたとしても不自然じゃないと思われた?
一応常識的に考えて、きほが深夜や早朝に伊織を訪ねるとは思えないんですよね、何となく。
住吉駅から青山1丁目や表参道まで、地下鉄1本で割と近かったので、車でなくても、紀保ちゃん案外通いやすかったかな?と超リアルに思ってしまいました。別荘までは、いつも車で行っていたのかなぁ?
このブログの存在を知り、拝見させてもらっています。
しかし、すごく突込みが、面白くて、爆笑です。
肩震わせて、笑っています。
楽しいブログですね。
ロケ地めぐりとか、気持ちわかります。
わたしもきっとそうします。
これからもお邪魔させていただいていいですか?
この夏を振り返らず前に進むしかないという哀しい決意を表すための
「新しい朝を迎えた」という絵が欲しい!
そんなスタッフ・キャストの熱意は時間軸をも自在に動かしたのだ!!
ってこととしか思えないです(笑)
でも、別々の道を歩み出そうとする二人なのに、
自分の存在意義を求める術はやっぱりともに手を動かすこと。
この後のアトリエと工作所のシーンのシンクロは、
運命の二人の相似性を感じさせつつ、
週をまたいだ1年後、二人の状況の天と地ほどの差につながっていて、
効いてますよね。
思い返せばこの金曜日、私たち視聴者は週が明けたら
更なる高速タイムマシーンに乗せられることになるなんてまだ知る由もなかった。
この時の週末が、ジェットコースターが頂上に上り詰めようとしている、
まさにその時だったってこと、、、これって私だけじゃないですよね???(笑)
あ、先走りコメントだったらごめんなさい!
私はまた触れてはならない禁忌に触れてしまったんでしょうか…(笑)
でも、この違和感を感じている方がいらっしゃるということがわかっただけで、私としては満足です。
でもどう見ても紀保と伊織さんの会話は放送された内容が全てだと思うんですよね。
話し込むにしても限度がありますし、2人が伊織さんの部屋に駆け込んでから紀保が去るまで、立ったまま同じ姿勢だったので、この状態で夜通し語らっていたとは考えられず・・・。
深く考えてはいけないことだったのかもしれませんねえ。
>あいさん
まあっ!現場検証お疲れ様でした。
でも残念ながら現場で検証できることは少なかったようで・・・。
とにかく雰囲気を堪能されただけでもここは良しといたしましょう☆
そしてまた随分リアリティのある仮説。
ナルホド、興味深いですね。
でも紀保が車を運転しているところって想像つかないですよね~。助手席がお似合い。
それとも羽村家で紀保さんがドライブと言ったら当然「ハイヤーで」という前提なのかも・・・!?
う~ん、ありえる・・・(笑)さっすが羽村エンタープライズ令嬢。
はじめまして。
ほんと、すっかり秋ですね。
ドラマが終わって1ヶ月経つというのに、おかまいなしで続けてます。
夏秘熱を癒すのに少しでもお役に立てているなら光栄です。
いつまで続くのかわかりませんが・・・こんなんでよろしければ、どうぞまたご覧くださいませ。
>☆4☆さん
そうですよね。スタッフ・キャストの熱い思いは太陽をも呼び起こす力があるんです。
コテージ愛の時も、伊織さんが紀保の共犯説を疑った時も、異常な速さで陽が上っていたし、そんなことをいちいちつっこんじゃイカンのでした。反省。
かたや自分の仕事に開眼、悟りを開いた伊織さん、かたや自分の仕事に自信喪失、役目を放棄した紀保。なるほどー、おもしろい。
タイムマシーン。ほんと、そう。タイムマシーンに乗ってどこまで連れていってくれるのかと思ったら、時間だけじゃなく次元まで超えていて、パラレルワールドにでも来ちゃったかのような戸惑いを覚えましたねえ。>笑顔全開の伊織さんとか…
ま、まさにそうだよっ!!
私も気になってたよ。全く同じとこ。紀保が伊織のところに行ったのは深夜ということにして、話し合いが予想外にもつれ、早朝の4時くらいまでに及んだ、と思った。いや、思うようにしていた。きっと伊織は、長々とくどくどと説明していたんでしょう。映像上では割愛されていたけど。
で、そのあと、紀保は、どこかでふらふら時間を潰したりしてたんではないのか? スタバ行ったり・・・。でも、杏子さんに即効「コーヒー濃いの入れて」って言ったくらいだから、コーヒーは飲んでない気がするな・・・てことは、うむ・・・どこで時間を潰していたのかしらね、ほんと。
でも、それ言い出すと、他にも気になるとこはいーっぱい出てくるよね? とくに、二人のコテージの一夜のあと、二人はそのまま床で寝たのか? そして、朝起きてから、伊織が、ああいけないいけない、お嬢さんが床に寝るなんて・・・と思って、紀保を抱っこしてカウチの上に寝かせたのか? とかさ・・・(あのカウチの狭さだと二人一緒では寝れそうにないし)
ごめん。ビョーキだわ・・・
わたしものりきと様と同じ例のコテージ一夜とか、(なぜあのコテージにたどりついたかも含めて)
逃亡した二人のコテージ二夜目のベランダの後・・とか(笑)
紀保さんを心配して追いかけようとする伊織さんに「行かないで!」と止めたフキさんを
どうやってふりきったのか??とか(笑)
どーしたの?どーなってるの?
ま、いっか・・・絵的にきれいで終われば・・
と。その繰り返しでした・・・。
だよねだよね、そう思ったんですけどどうしても気になってしまって・・・。
きっとそう、少しずつプラスαの時間が費やされて夜から朝になったのね。そうだ、そうに違いない。
確かにコテージ愛の時間の流れもつっこみいれようと思えばいくらでもいれられますわ。
手つないで抱き合ったまま急速に陽が昇ってましたし。
でも、このシーンに関してはそうまでして紀保が「夜」訪ねて「朝」帰る意味があったのか?と。
別に「夜」来て「夜」帰るんでもいいし、夜中本当にドライブした後「朝」早く伊織さんを訪ねて、それで「朝」帰っていくんでもいいじゃないか?と思ってしまうんですよね。
ああでもだめ。やっぱりこれもまたタブーだったかー。
最近地雷踏みまくりですね、私・・・。いけないわ。踏み外さないようにしなくちゃ。
確かにあのときは、朝かよっ!って突っ込んだ人多数だと思う。
わたしはどうしても羽村とみずえと伊織が紀佐と伊久馬の心中をどう話し合ったのかがわからない・・・。 紀佐が本当に無理心中したら、それっていわゆる本人死亡でも送検されるような事件じゃないのかなぁ。 伊織さんだけがそう信じてたんでしたっけ???
って暴走しすぎました。 独り言っす。