冬のチェロ~完成編~/ My new cello is born!!
の動画をアップしました。
今回はヴィヴァルディの四季の冬3楽章に合わせています。
こちらのソネットは
『私たちはゆっくりと用心深く、つまづいて倒れないようにして氷の上を歩く。しかし突然、滑って氷に叩きつけられた。氷が裂けて割れ、頑丈なドアから出ると外はシロッコと北風がビュービューと吹いていく。そんな冬であるが、もうすぐ楽しい春がやってくる。』by wikipedia
冬のニス塗りは乾燥が進まず約45日ほどかかりました。
3楽章のように 寒い冬に耐えながら春が必ず来ることを信じて、ようやく完成です。
こちらのチェロの特徴はネックの縁飾りに黒のラインをほどこしました。
ですので今回はフィッテングパーツにも黒檀をコーディネイトしました。
表板・裏板共にコンクール用最高級材を使用しているだけでなく
ペグ:オットーテンペル 黒檀 / Otto Tempel Ebony
駒:オーベルト 最高級ランク・デラックス / Aubert Deluxe
テルピース:ボア・ダルモニ サイズ特注黒檀 / Bois d’Harmonie Ebony
と現在のチェロパーツにおける最高の物を集結しております。
材料枯渇により、今後ここまで美しい黒檀のパーツは中々手に入りにくくなっています。
また黒檀は磨けば磨くほど自ら光を放つ美しい木です。
エンドピンと弦のセレクトは別の動画でご紹介します♪