これは木材を乾燥させた時の重さと同じ体積の水の重さを比べた値です。
数値が大きいほど重く、小さいほど軽いです。(by:ウィキペディア)
そして重いほど堅く、軽いほど柔らかい傾向にあります。
表板のスプルースは0.32~0.37
裏板のカエデは0.52~0.56が楽器に適正とされています。
さて今回のチェロの比重はどれくらいあるのかと実際に材料を計測してみました。
表板0.32
裏板0.53
どちらも楽器に適正とされる数値内です。
表板は手で持っただけでも他の原産地の表板に比べ、とても軽いことは分っていたのですが、さすがストラディバリが使ったといわれるval di fiemme(フィエンメ渓谷)の森の木!!!アスリート級です。
さて、表板と裏板の切り出しをしてアウトラインの作業をしています。
アウトラインの完成です。
次に私が特に好きなパフリングの作業です。
まずパフリングが入る幅と深さの溝を彫ってから、パフリングを入れていきます。
只今のチェロのウエイトは 裏板2.8kg 表板1.7kg
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