さて、土曜日は二つのクラスを行なっています。
13:15~14:45の『コンテンポラリーダンス+オイリュトミー:土曜レギュラー』(内容詳細)
今年始めたばかりの新しいクラスです。
きょうの前半はメンバーの要望もあり、オイリュトミーの基礎から幾何学図形の動きを少し練習。
形を思い浮かべる楽しみ、身体で形をきちんととらえるスッキリ感。
重心の移動や、上下左右の感覚が、やはり目覚めます。
余計なことを考えないので、思考が整理され、アタマがスッキリするのも確かです。
そして、身体の動きや形が気持の変化にも大きな作用をおこす働きがあると、わかってきます。
何度やっても何年やっても、なぜか飽きません。興味深いです。
あれ、好きなんですよ、と言われて嬉しくなってしまいました。
オドリは難しく考えないのが一番だと思います。
好きなことはうんとやってください。
好きなことをしている時に直感がはたらきます。体もこわばらないし、運動神経もよくなるみたい。
そのあと後半は、いまつくっている『ベクサシオン』というダンス小品の練習。
とても有名なサティの名曲。そのごくごく一部だけをダンスします。
(全曲だと4時間を超えます。1分ほどの同じフレーズを何度も何度も繰り返し弾き続けるのです。機械だと簡単ですが、それを人がやるところが素晴らしいところです。微細な感情の変化が、とても有機的です。)
最初はイメージングから始まったクラスの作業が、いまでは振付けやルールを足したり引いたり、あるいは各自が動きを自由にアレンジするところも出てきたり。動きを探っていたのが、じょじょにダンスになってきました。
きょうは呼吸と動きについて特に注意深く練習をしました。
息を合わせる。これは共に存在していることを体感するいい方法です。
いっしょに歌をうたったり、いっしょに踊ったりすると関係がよくなってゆくのは、息を合わせるからです。
息は、理解の始まりだと思います。
それから、呼吸のコントロールはダンスのリズムや速度感や動きの大きさを非常に左右します。
いろんな動きが含まれています、そのひとつひとつに、どんな息を吹き込んでゆくか、楽しみながら探したいと思います。
15:00からは、『基礎クラス』これは何度もココに書いていますが、からだづくりのクラス。
それこそ「呼吸」をうんと意識的に扱いながらエクササイズをこなして、気持よく動く、を徹底。
きょうは肩まわり、とりわけ僧帽筋とか肩甲骨の周辺筋肉を丁寧に動かし、そして首筋の凝りをとる動きに時間をかけました。
そこから胸の動きを豊かにする練習。そして、背中をゆるめる練習。
大人中心のクラスなので、心身の凝りをとってゆくのは、すごく大事にしている作業です。
年とともにカラダは意識的に動かしてあげないといけなくなりますが、きちんとリズムと運動を与えていると思う以上に動いてくれるものです。
ひとりだと出来ないことも、他の人とシェアしながら、インストラクションを聴きながら行なえば、意外に出来てしまうことも多々ある。これは作用が働くからですが、ダンスは共に動く芸術なので、一緒に稽古することが大事。
僕の母は70を過ぎていますが、クラシックバレエとベリーダンスを踊り続けています。舞台には立ちませんが、人と一緒に稽古するのがやはり良いのだとか。滅多に会いませんが、会うといつもサバサバしています。
そう。現代舞踊家は高齢でもバンバン踊る人が多いです。マーサ・グラハムも、日本の大野一雄も、90才でも踊って素敵でした。
クラス後半40分はバッハの音楽でシンプルなダンスを踊る練習。
エクササイズから、オドリへ。
ニ短調のメヌエット。
単純な振付で、からだの回路を意識しやすいようにしてあります。
ちょっと気分転換したい時に、曲を口ずさみながらおさらいしてみてください。
おぼえればおぼえるほど、活き活きと動けるようになります。
活き活きと動く人の表情や佇まいは、きっと素敵になってゆきます。
また来週。やりましょう!!
~~~~~~~~~~~~~~
5月19日(日曜日)14時~17時。一般参加募集中!
櫻井郁也ダンス&オイリュトミー
クラスショーイング+体験ワークショップ「イノチ響くカラダ2013」
くわしいご案内
★このWSの翌週からクラスは新タームになり、新たなクラスメンバーを募集します。
クラス参加者募集要項
13:15~14:45の『コンテンポラリーダンス+オイリュトミー:土曜レギュラー』(内容詳細)
今年始めたばかりの新しいクラスです。
きょうの前半はメンバーの要望もあり、オイリュトミーの基礎から幾何学図形の動きを少し練習。
形を思い浮かべる楽しみ、身体で形をきちんととらえるスッキリ感。
重心の移動や、上下左右の感覚が、やはり目覚めます。
余計なことを考えないので、思考が整理され、アタマがスッキリするのも確かです。
そして、身体の動きや形が気持の変化にも大きな作用をおこす働きがあると、わかってきます。
何度やっても何年やっても、なぜか飽きません。興味深いです。
あれ、好きなんですよ、と言われて嬉しくなってしまいました。
オドリは難しく考えないのが一番だと思います。
好きなことはうんとやってください。
好きなことをしている時に直感がはたらきます。体もこわばらないし、運動神経もよくなるみたい。
そのあと後半は、いまつくっている『ベクサシオン』というダンス小品の練習。
とても有名なサティの名曲。そのごくごく一部だけをダンスします。
(全曲だと4時間を超えます。1分ほどの同じフレーズを何度も何度も繰り返し弾き続けるのです。機械だと簡単ですが、それを人がやるところが素晴らしいところです。微細な感情の変化が、とても有機的です。)
最初はイメージングから始まったクラスの作業が、いまでは振付けやルールを足したり引いたり、あるいは各自が動きを自由にアレンジするところも出てきたり。動きを探っていたのが、じょじょにダンスになってきました。
きょうは呼吸と動きについて特に注意深く練習をしました。
息を合わせる。これは共に存在していることを体感するいい方法です。
いっしょに歌をうたったり、いっしょに踊ったりすると関係がよくなってゆくのは、息を合わせるからです。
息は、理解の始まりだと思います。
それから、呼吸のコントロールはダンスのリズムや速度感や動きの大きさを非常に左右します。
いろんな動きが含まれています、そのひとつひとつに、どんな息を吹き込んでゆくか、楽しみながら探したいと思います。
15:00からは、『基礎クラス』これは何度もココに書いていますが、からだづくりのクラス。
それこそ「呼吸」をうんと意識的に扱いながらエクササイズをこなして、気持よく動く、を徹底。
きょうは肩まわり、とりわけ僧帽筋とか肩甲骨の周辺筋肉を丁寧に動かし、そして首筋の凝りをとる動きに時間をかけました。
そこから胸の動きを豊かにする練習。そして、背中をゆるめる練習。
大人中心のクラスなので、心身の凝りをとってゆくのは、すごく大事にしている作業です。
年とともにカラダは意識的に動かしてあげないといけなくなりますが、きちんとリズムと運動を与えていると思う以上に動いてくれるものです。
ひとりだと出来ないことも、他の人とシェアしながら、インストラクションを聴きながら行なえば、意外に出来てしまうことも多々ある。これは作用が働くからですが、ダンスは共に動く芸術なので、一緒に稽古することが大事。
僕の母は70を過ぎていますが、クラシックバレエとベリーダンスを踊り続けています。舞台には立ちませんが、人と一緒に稽古するのがやはり良いのだとか。滅多に会いませんが、会うといつもサバサバしています。
そう。現代舞踊家は高齢でもバンバン踊る人が多いです。マーサ・グラハムも、日本の大野一雄も、90才でも踊って素敵でした。
クラス後半40分はバッハの音楽でシンプルなダンスを踊る練習。
エクササイズから、オドリへ。
ニ短調のメヌエット。
単純な振付で、からだの回路を意識しやすいようにしてあります。
ちょっと気分転換したい時に、曲を口ずさみながらおさらいしてみてください。
おぼえればおぼえるほど、活き活きと動けるようになります。
活き活きと動く人の表情や佇まいは、きっと素敵になってゆきます。
また来週。やりましょう!!
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5月19日(日曜日)14時~17時。一般参加募集中!
櫻井郁也ダンス&オイリュトミー
クラスショーイング+体験ワークショップ「イノチ響くカラダ2013」
くわしいご案内
★このWSの翌週からクラスは新タームになり、新たなクラスメンバーを募集します。
クラス参加者募集要項