櫻井郁也ダンスブログ Dance and Art by Sakurai Ikuya/CROSS SECTION

◉新作ダンス公演2024年7/13〜14 ◉コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー

レッスン報告3/19

2014-03-21 | レッスン・WSノート
クラスの作品のために音楽やテキストを選ぶ。時間が掛かる作業だが勉強になる。何回もきく、踊る、ために相応しい音や詩の言葉。音楽も言葉も、ちまたに溢れているのに、何度きいても深く響いてくるものは案外すこしだ。

リズムを踏みフレーズに身を揺すり、いつか気付けば心の奥底に響きが染み込んでいる。
本当に苦しいとき、それらの響きは心の内側から人を救うのではないか、と思う。
昔の人が寝食と同じくらい芸事に通じようとしたのも道理、と思う。

桜花も咲く。オイリュトミー水曜夜のクラスでは、季節がわりに合わせて、新しい詩を踊り始めようと思う。
この春のために選んだのは、吉田一穂のメルヘンから一節。
一穂は大著《古代緑地》でご存知。
白鳥、みどり、遠い虹。例えばそのような、言葉はどこに響くのか。
今回クラスで踊るのは、童話ですから、親しみやすい。だけど、収められている、ひらかなの響きは強いです、それゆえ、とても優美です、そして、一言一言しっかりと腑に落ちる。
楽しみにしてください。

音楽のオイリュトミーは、もう一息で『G線上のアリア』の振付が完成するから、5月ごろには新しい曲をと考えています。

きょうは19時からダンスクラス。さて!


クラス参加のご案内


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