ボチボチとしかUP出来ませんが、
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今日は、「美しすぎるカールさん」をご紹介しますね。
このカール人形さんは、顔はゴム製でボディはプラスチックで出来ていますよ。
そのため、ゴム部分のお顔は黒く変色してしまっていますね。
この子、実はお顔をフリフリして歩く、ウォーキングドール(歩行人形)だったりします。
ヘアーはしっかりカール人形仕様ですね!
ただ、これは外国への輸出用だったのでは?と思われます。
その当時(1950年代)のアメリカのお人形さんを意識したお顔や装飾。
プラスチックのボディは、
当時のアメリカのウォーキングドールと比べると厚くて雑ですが、
精一杯真似しているのが分かります。
ピアス(イアリング?)もゴージャスです。
バール仕様ですが、大分禿げていますね~。
それと同じくパールのネックレス。
そういえば、昔のパールのネックレスって
こんな風に中心が大きくて、首の後ろに行くにしたがって、小さくなっていましたね。
ほとんど禿げてしまっていますが、
時々、パールが残っているところがありますよ。
首の後ろに、増田屋のモダントーイマークと16、14と刻印が押してあります。
これはアメリカのお人形に良くみかけますが、
16インチと14インチのお人形のヘッド用ということでしょう。
こんなゴージャスなレディ・アン(と、命名)には、
やはりグランドピアノがお似合いですね!
こちらのトイピアノは、ハッピーフラワーピアノっていう可愛い名前が付いていました。
写っているお人形さんは、オオイケのかな~という雰囲気がありますよね。
まだ、トイピアノが出回ったばかりと思われるので、
半音の黒い鍵盤(なんていうの?)はペイントです(笑)
音符が書いてあったり「どれみ」とひらがなで書いてあったり、
喜んで子供が引いていた様子が目に浮かびますね。
あらっ。
レディ・アンさん、何か言いたいの?
あっ、お別れの挨拶ね。
みなさん、またね。
私の手は固定されていて動かないから、バイバイが出来なくてごめんね。
そうなんですよ。この子、腕がボディに固定されているんです。
当時のアメリカのウォーキングドールは、ハードプラスチック製でも手も足も動きましたが、
まだ、そのころの日本の技術では、それが出来なかったみたいで、
腕の付け方が「ソフビのカール人形と一緒」なのです。
それで、腕がクルンルクンしちゃうので、くっつけちゃったのでしょうかね~
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