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「走り坊さん」の健脚御守

2012年03月23日 12時59分18秒 | マラソン・ランニング

先日、
京都マラソンに参加してきたお客様にお土産を頂きました

それは・・・



これは、その名の通り
足腰健常の御守りです

走るのが大好きなのに膝に不安を抱える私にぴったりなお土産で
嬉しくて嬉しくて、この御守りに釘付けになりました

この御守り、何かと言うと(御守りの裏面をそのまま記載します)

大蓮寺の本尊阿弥陀如来の使いとして、
走って走って走りぬいて生涯を捧げた「走り坊さん」の足腰健康の御守りです。健脚の「走り坊さん」に肖るように、本尊前で祈願いたしました。いつもお持ちになってください。


と記されていました。
もちろん、頂いたお客様からは、この走り坊さんのことをうかがったのですがね

さらに、続きが記されてました。

「飛ぶが如く走るが如く、洛中洛外を走って走って走り通した大蓮寺の走り坊さん雨が降ろうが風が吹こうが彼の走る姿を見ない事はなかった。大きな坊主頭の法衣姿に汚い頭陀袋を下げて、グッと丹田の辺りに力をこめ乍ら、彼は緩急よろしきを得た一定の速度を似て毎日毎日走り廻った。毎月一回、未明に起きて先ず四明々嶽(比叡山)を踏破し鞍馬山をかけて、さらに愛宕神社に詣でて帰ることに極めて居たのを見ても其健脚が知られようされば、洛内外の隅にまで彼の知らぬ処はない。半面には善意救済の心懸けは忘れず、終始貧民窟に出入りして、有りったけの私財をはって顧みなかったので何時とはなく今一休の名さえ伝わった」
~大正七年十二月四日の新聞紙面より抜粋~




走り坊さんすごいな~

よくよく調べると
この坊さん、
女性には全く興味がなく、言い寄る女性があっても、
信徒のお布施とお斎を済ませれば、「はい、さようなら」と一目散にまた走り出したんですって
その分
大飯食らいで大酒飲みで、一日に米1升、酒1升、餅1升を飲み食いしていたらしく、
正月の雑煮の餅は50くらいは訳もなかったとか。
酒には目がなく、酔っ払って走り、電柱に鼻柱をぶつけたり、
交番に連れて行かれたこともあったけど、
「走り坊主」であることが判明すると、難なく放免されたそうです

うんうん
私のランニング仲間もみんなお酒大好きですからわかるなぁ~

よし
この御守りもって
今年も夢の島24時間リレーマラソンに参戦だー

御守りを頂いたお客様も
12時間個人の部で参加されるそうで
一昨年、昨年とやはり個人で参加されてて現地でもお会いしたんですよね

今年はどんなお天気やら
今からとっても楽しみになってきました

昨年の夢の島リレーマラソンはこちら
第10回 夢の島24時間リレーマラソンに感無量!


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