
ジェームズ・ホイットモア氏逝く
今朝、俳優ジェームズ・ホイットモアが自宅で亡くなったというニュースが飛び込んできた。 死因が癌で87歳だったという。
ついこの間、『ショーシャンクの空に』をDVDを観たばかりだったのに・・・。
人生の殆どを刑務所の中で過ごした彼が、刑期を終え、塀の外の現実世界に出されたとき、長年の社会の進歩とそのギャップに結局馴染めず、最後は首を吊って自殺しまう。 悲しい姿だった。
このDVDの音声特典にフランク・ダラボン監督の音声解説があるのだが、ダラボン監督はジェームズ・ホイットモアの大ファンで、この映画への出演を依頼した際にも彼にサインをもらって、役作りは彼に任せたそうだ。
その映画の中での彼の最後の映像が思い出されて、このニュースを知ったとき、思わず涙ぐんでしまった。
ジェームズ・ホイットモアは、1948年にブロードウェイの舞台「コマンド・ディシジョン」でトニー賞を受賞。 1975年には映画『Give‘em Hell, Harry!(原題)』でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。 ゴールデン・グローブ賞を受賞した経験がある。 さらにテレビドラマ「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」でのゲスト出演でエミー賞も獲得している。
ご冥福をお祈りいたします。
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