□作品オフィシャルサイト 『大奥 ~永遠~ [右衛門佐・綱吉篇]』
□監督 金子文紀
□脚本 神山由美子
□原作 よしながふみ
□キャスト 堺 雅人、菅野美穂、尾野真千子、柄本 佑、要 潤、
宮藤官九郎、西田敏行、三浦貴大
■鑑賞日 12月22日(土)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
不本意ながら、2012年最後の映画がこれになってしまった。。。
2010年にも柴咲コウ&二宮和也で『大奥』がありました。 これはその続編。
TVドラマ版「大奥 誕生 有巧・家光篇」が先行して、映画版では綱吉に菅野美穂、
右衛門佐に堺 雅人。
逆転大奥は前作でも、TVドラマでも、何だかお尻の穴がキュンとしてしまうのですが
(別に異常体質ではありませんぞ)、ドS、ドMの世界観を絢爛豪華な衣装で纏ってしまって、
本音の世界はなかなかわかりにくいもの。
ましてや男子禁制ならぬ女人禁制の世界では、男のそれとはチョット違う、まさに女性の
後世に血をつないでいくある種“作業”としての趣きを醸し出している感じ。
あほな御触れを出した5代将軍綱吉。 でもなんだか菅ちゃん綱吉だとそれもありかなぁって思ったりして(笑)
右衛門佐のひたむきな綱吉に対する“想い”は、前作のようなチョイ涙をさそうような
結末ではなかったものの、女性ならぬ男の悲哀と天下人に仕える者としての条理、不条理を、
己を殺し、上手く伝えて表現していたところは右衛門佐演じる堺 雅人の演技力だったのだろう。
しかしながら、TV版も真剣に見ていたわけではないが、映画としては特段良くも悪くもなかったというところ。
うーん、『最強のふたり』をもう一度観ておいたほうが良かったかなぁ(笑)
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