返事は「はい」と元気よく～

　先日、会社の健康診断があり、久しぶりに１週間アルコールを抜いてみました
１週間ぐらいだと医者に言わせると何ら数値に影響（改善）は見られないと言う事です
　昨年は２週間、検査前にアルコールを抜いてみたのですが、ま、あんまり変わりませんでした(笑)

　例によって、美味しいバリウムタイムもあり、実験台のモルモットよろしく、回転台の上で、
技師に「仰向けになって～、うつ伏せになって～、左から１回転して～、体を右斜めにして～・・・」などと言われ、
お立ち台もミラーボールもない台の上で踊らされていました（笑）
　少し前まではバリウムも少し味がついていたものもあったのですが、最近はなくなったみたいですね
　ビール味のバリウムがあればと思ったのですが
　（そんなもんないやろぅ～、チッチキチー～）
もしそんなものがあったら余計にゲップは抑えられなくなってしまうような（笑）
　結局、女王様（誰？）の言われるがままに、口の周りを白くしながら頑張って来ました

　毎年、血圧はいつも少し高めだと言われていたのですが、ここ２・３年は数値が下がってきて、
今回も「きれいな血圧ですね～」と言われ、「何がきれいなんですか？」と聞いてみると、
「理想的な血圧ですよ」とのこと。　ん？このおばさん、僕に脈がある（笑）？

　そうそう、前にも触れたことがあるのですが、
定期検診に来ている人たち、特に大の大人なんですが、「○○さ～ん」と自分の名前を呼ばれたとき、
ちゃんと返事をする人が少ないこと少ないこと
　名前が呼ばれると怪訝そうな顔で呼ばれたほうに向かうおじさんたち。
　フルネームで呼ばれ、しかも苗字はともかく年相応でないような名前を呼ばれ、恥ずかしそうに返事をせず呼ばれたほうに向かう昔娘。
何故、返事をしないのでしょう？　何度も何度も呼ばれている人もいました
僕は自分の名前を呼ばれているのですから、ちゃんと返事をしますけどね～
ああいうところで検査を待っていると普段社内で或いは家庭でどんな態度をとっているか如実に分かるような気がします。

　Ｂｙ　ｔｈｅ　ｗａｙ
この定期検診日、祖母の告別式の翌日がだったのですが、
検査の最後の問診の際に、先生と簡単にレントゲンの結果や心電図の結果を聞きながら話をするのですが、そもそも僕は血を採ったり、エコー検査をしたり、その他の検査をしているときは必ずその検査をしている方と何か話をしています
無言でいるのは何となく苦手なので　ま、世間話程度なんですけど、面白い話も聞けますよ（笑）

　で、毎年問診を受ける先生が同じ先生に当たるんです。　その先生は結構お年を召した先生で、
毎年お元気そうだと思って話しているのですが、その先生が

　「○○さんは元気そうですねぇ」
　「心電図はきれいだし、レントゲンもきれいだし」言われ、
　「いやいや、先生の方がお元気そうで」
　「失礼ですが、先生はおいくつに？」と聞くと
　「僕は８０なんですよ」
　
　「お～、おっ、お元気じゃないですか～」
　　（何故か「おっ、お元気」と言ってしまったのですが（笑））
　「先生、元気で長生きする秘訣はなんですか？」とお聞きすると、
　「う～ん、そうだねぇ、好きなことをして生きてることかな」と、
まるで無邪気な子供のように返事をされました。
先生は結構大病もされていると仰ってましたが、やはり好きなことをすることは
生きる“張り”になるんだなぁと感じました


　帰り際に、
　「来年も元気でお会いしましょう」と言われ、
　バリウムを飲んだ気持ち悪さも吹き飛んで、
　「ええ、来年も先生にお会いしたいです」と言って診察室をあとにしました。

　　“病気”・・・病は気から
　　“先生”・・・ずっと先に生まれた方は“師”