□作品オフィシャルサイト 「ある閉ざされた雪の山荘で」
□監督 飯塚 健
□脚本 加藤良太、飯塚 健
□原作 東野圭吾
□キャスト 重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬
堀田真由、戸塚純貴、森川 葵、間宮祥太朗
■鑑賞日 1月15日(月)
■劇場 T・ジョイPRINCE品川
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
東野圭吾原作のミステリー。
主演の座を争う最終オーディション。7人の役者のオーディションが
4日間の山荘合宿で行われ、参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という
架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。
参加者全員のスマホは回収され、外界との通信は出来ない設定に。
山荘で起こる密室とも言える限られた空間で繰り広げられるオーディション。
2日目から1人また1人と参加者が消えていく。
残されたそれぞれが疑心暗鬼に陥り、犯人探しが進んでいくが、
そもそもの脚本通りなのか、先生と言える人がこの山荘に居て、
モニターで四六時中チェックしているのか?
観ている側もそれに引き込まれて謎解きに参加せざるをえない。
原作は未読ながら、東野圭吾原作で映画化された作品は観ている。
シナリオ通りの展開なのか、あるいは不慮の事故なのかは、
最後の方で明かされるが、正直密室での限られた山荘の空間での
緊迫感がややなかったように感じた。つまりドキドキ感がなかった。
こういうミステリーには絶対に緊張感が必要で、全編を通して
その緊張感と言うか危機感と言うか、それが殆ど無かった。
あの事故にあった女性が仕組んだことなのか、
それとも先生と呼ばれている人の、その女性を使った殺人ゲームなのか、
取りような観ている方に任されている感はあったけど。
原作を読んでこれを観た方はどんな感想を持ったのだろうか・・・。
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