□作品オフィシャルサイト 「カラオケ行こ!」
□監督 山下敦弘
□脚本 野木亜紀子
□原作 和山やま
□キャスト 綾野 剛、齋藤 潤、芳根京子、橋本じゅん、坂井真紀、北村一輝
■鑑賞日 1月14日(日)
■劇場 T・ジョイPRINCE品川
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
歌が上手になりたいヤクザ成田狂児(綾野 剛)と
変声期に悩む合唱部の男子中学生・岡聡実(齋藤 潤)との
不思議な交流を描いた作品。
何とも普通ではありえない関係性が、お互いを知り、交流を深めていく中、
互いに理解しはじめ、最初は狂児に嫌悪感があった聡実の間に不思議な友情も。
ヤクザと中学生というあまりのギャップ性がこの映画の見どころで、
互いの会話も絡み合わず、それでも最後は互いに惹かれていくから面白い。
まあ小笑いは随所に見られ、久しぶりにミナミ(大阪)舞台で笑わせてもらった
あと合唱部の中川と和田のやり取りも面白い。
聡実役にはオーディションで選ばれた新星・齋藤潤が抜擢されたそうだが、
やはり中学生とヤクザの絡みにおどおどした感じがフィットしていた。
あの父親が買ってくれたという派手な傘、あれって男の子になぜ(笑)❓
そして懇願して買ってもらった傘もまたド派手(笑)
話を戻して、ラスト近くで狂児が事故にあった場面を見た聡実が、
組長主催のカラオケ大会会場に乗り込んだはいいが、
ヤクザたちの歌の批評をする羽目に。その少ないコメントがメッチャ面白かった。
そして組長に騙され、狂児のために鎮魂歌を唄えと言われ、
狂児が十八番だったX JAPANの「紅」を絶唱する。しかしながら、
歌い終わったところに生きていた狂児が現れるシーンではちょっと泣けてきた。
狂児と言う名前が本名なのか聡実が尋ねていたが、
狂児の父親が出生届にたばこの灰を落として汚れ、読めなくなった名前に、
勝手にそこに「狂児」と書き込んで提出しただなんて(笑)
いつ撮影していたのか分からないけど、綾野 剛は吹っ切れていた感じ。
例のガーシー事件がある程度方が付いたからなのか・・・。
やっぱ山下監督は上手い この映画、もう一度観てみたい作品だ!
しかし「紅」で泣けるとは思いもしなかった。
音楽が鍵となるので、こうして映像化されると
面白味が増します。
原作では、続編で「ファミレス行こ!」があるのですが
続編、やってほしいですねぇ~^^
>別の意味で吹っ切れた綾野剛君、良かったです!
スッキリしたんでしょうね、公私ともに(笑)
>しかし「紅」で泣けるとは思いもしなかった。
音楽が鍵となるので、こうして映像化されると面白味が増します。
うーん、Toshiには変声期がなかったのですかねぇ(笑)?
>原作では、続編で「ファミレス行こ!」があるのですが
続編、やってほしいですねぇ~^^
そうなんですね? それは観てみたいですね!
>市川雷蔵とポール ニューマンが大好きだった頃を懐かしく思い出しました。
ポール・ニューマン出演の映画は何本か観ましたよ!
>豊中に戻って来て映画の良さを思い出しました。有難うございます。
ぜひまた劇場に足をお運びください^^
この作品、楽しくて面白くて、役者さんが弾けていて、とても良かったと思います。
最後の方なんて、オチはそうなるだろうな、と思いつつ、聡実の気持ちに同化して「狂児、助かってて〜!」と思っちゃいましたよ。
こういう楽しい作品、良いですよね!
>この作品、楽しくて面白くて、役者さんが弾けていて、とても良かったと思います。
ホント、そうでしたね^^
>最後の方なんて、オチはそうなるだろうな、と思いつつ、
聡実の気持ちに同化して「狂児、助かってて〜!」と思っちゃいましたよ。
こういう楽しい作品、良いですよね!
まず、続編は確実に撮られるでしょうけど、原作は膨大な数、
今後、興収が良ければどこまで続くのか楽しみです!